東芝、4万円台前半のDVD-Audio対応プログレッシブプレーヤー


SD-5500
10月16日より順次発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像ネットワーク事業部 DVD部
    Tel.03-3457-2633



 株式会社東芝は、DVD-Audio対応のプログレッシブDVDプレーヤー「SD-5500」を11月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円台前半になる見込み。

 同時に、「SD-5500」からDVD-Audio再生機能を省略したプログレッシブ機「SD-3500」も発表された。発売日は10月16日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円台前半になると見られる。

 「SD-5500」は、DVD-Audioの再生に対応したDVDプレーヤー。そのほかの対応ディスクは、DVD-Video、VideoCD、プレスCD、HDCD、CD-TEXT、CD-R/RWとなっている。CD-R/RWに記録したMP3の再生も可能。ジョイスティックレバー付きリモコンが付属する。

 DVD-Audio再生のため、米アナログデバイセズのアドバンスドマルチビットΔΣコンバータを6回路搭載。「全チャンネルで均一な特性が得られた」としている。また、本体にドルビーデジタルデコーダを内蔵し、5.1ch音声のアナログ出力も可能。

 映像面では、54MHz/10bitのDACを搭載し、プログレッシブ再生に対応。加えて、色差信号をアップサンプリングで4:4:4で処理する(インターレース再生時には8:8:8)。これにより「色再現性を大きく向上させた」としている。

 また、24fpsの映像を60fpsに倍速変換する「リアルシアター・モード・プログレッシブ変換回路」を搭載。テレシネ時のフィールドの重なりがなくなり、「劇場のようなナチュラルで滑らかな映像を再現する」としている。30p収録のDVDにも対応する。

 画質の調整項目は、「コントラスト」、「DNR」、「エッジエンハンス」など6種類。これらの組み合わせを3種類まで記憶させることができる。また、テレビ画面に仮想リモコンを表示する「バーチャル・リモート機能」を搭載。リモコンのジョイスティックを使って操作でき、「暗い部屋で効力を発揮する」としている。

 そのほか、2ch再生でリアの音源を仮想的に作り出す「スペシャライザー・N-2-2・デジタル・バーチャル・サラウンド」を搭載している。

 映像出力は、D2、Sビデオ、コンポーネントを各1系統づつ装備。音声出力は、同軸デジタル、光デジタル、アナログ5.1ch、アナログ2chの4種類を各1系統搭載する。外形寸法は430×311×81mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.0kgとなっている。

 「SD-3500」は、「SD-5500」からDVD-AudioとHDCDの再生が省略されたモデル。音声DACも192kHz/24bitの別のものを採用している。

【SD-5500の主な仕様】

  • 再生対応ディスク:DVD-Video、DVD-Audio、VideoCD、プレスCD、CD-R/RW
  • 水平解像度:540本
  • S/N比:112dB以上(デジタル音声)
  • ダイナミックレンジ:108dB以上(デジタル音声)
  • 消費電力:15W
  • 外形寸法:430×311×81mm(幅×奥行きかける高さ)
  • 重量:3.0kg
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_08/pr_j2301.htm

(2001年8月23日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.