「SKIPDOCTOR」は、12cm径のCDやDVDの読み取り面を軽く研磨し、表面に付いた傷や汚れなどを低減するというもの。読み取り不能になってしまったオリジナルCD-Rや、ゲームCDなどを復活させる、というのが主な用途で「初期段階における音の歪み、音飛びを直す製品」としている。 修理できる範囲は、ほこりや指紋などの汚れ、かすり傷など。つめに引っかかるくらいの深い傷は修復不可能で、ラベル面の傷にも対応していない。
修繕作業は、本体横のハンドルを回して行なう。ハンドルを回転させると直角に接したディスクとクリーナ部のそれぞれが回転し、ディスク面をゆっくりと均一に研磨。ハンドルの回転速度によっても異なるが、ディスク全面を研磨するのにおよそ5~6分ほどかかる。 作業後には、内周から外周へと放射状に、無数の研磨跡が残る。同社では「縦方向のみに研磨が行なわれるため、ピットの読み取り精度に大きな影響はない」という。また、CD1枚当たり3~4回(全面)の研磨に耐えられるとしている。
なお「SKIPDOCTOR」は、あくまでも読み取れなくなったディスクを再生するもので、今以上の画質・音質向上を実現するものではない。ただし、同社によれば「ノイジーだった音質や画質がディスクの出荷時程度まで回復し、再生状態が向上する可能性もある」としている。
(2001年9月5日) [orimoto@impress.co.jp] |
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