オリンパス、光学4倍ズーム500万画素CCDのハイエンド機


11月中旬発売

標準価格:22万円

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 オリンパス光学工業株式会社は、500万画素原色CCDと光学4倍ズームレンズを搭載した一眼レフデジタルカメラ「CAMEDIA E-20」を11月中旬に発売する。価格は22万円。PCとの接続時はストレージクラス対応のUSB。OSは、Windows 98/Me/2000、Mac OS 9.0~9.1。に対応する。

 E-20は2000年10月に発売された「CAMEDIA E-10」の後継機種。ボディはE-10から大きな変化はないが、CCDが2/3インチ有効390万画素から、2/3インチ有効495万画素CCD(インターレース)に変更された。レンズもE-10と同じ35~140mm相当(35mmフィルム換算)、F値2.0~2.4。

 CCDからのデータ読み出し時に、通常のインターレーススキャン方式に加え、プログレッシブスキャン方式での撮影も可能な「ハイブリッドスキャン」機能を搭載した。プログレッシブモードでは、シャッタースピード1/4,000秒での撮影が可能となり、さらにシャッタースピード優先モードでは1/18,000秒にも対応する。ただし、プログレッシブモードでは、解像度がインタレーススキャンの約半分の250万画素程度となる。

 静止画の記録解像度は、2,560×1,920/1,792×1,344/1,280×960/1,024×768/640×480ドット。記録形式はJPEG/TIFFに加え、RAWデータでも出力できる。記録メディアは、スマートメディアとCF Type1/2で、microdriveにも対応する。E-10同様オリンパス独自の画像処理アルゴリズム「TruePic」を装備し、アクセサリ類もE-10のものが利用できる。

 ファインダは、視野率95%のTTL一眼レフファインダ。-3~+1ディオプタの視度調整機能や逆入射光を防ぐアイピースシャッターも装備する。

本体背面本体側面

【主な仕様】

  • 撮像素子:2/3型有効495万画素CCD
  • 記録画素数:2,560×1,920/1,792×1,344/1,280×960/1,024×768/640×480ドット
  • 撮影感度:オート、ISO 80/160/320相当
  • レンズ:35~140mm(35mm換算)、F2.0~2.4
  • シャッタースピード:インタレースモード 60~1/640秒(マニュアル)、プログレッシブモード60~1/4,000、1/18,000秒(シャッター優先/マニュアル)
  • 測光方式:デジタルESP/中央重点/スポット
  • 露出制御:プログラム、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアル
  • 液晶モニタ:1.8型TFT
  • 電源:リチウム電池パックLB-01(CR-V3)×2、単3電池×4(ニッケル水素/ニッカド/アルカリ)、ACアダプタ、リチウムポリマ電池
  • 外形寸法:128.5×161×103.5mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:1,050g(本体のみ)   
  • 同梱品:16MBスマートメディア、レンズキャップ、レンズフード、リチウム電池パックLB-01(CR-V3)2個、ビデオケーブル、ストラップ、CD-ROM

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/E20/index.html
□関連記事
【2000年8月22日】オリンパス、400万画素デジタル一眼レフカメラ「E-10」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000822/olympus.htm

(2001年9月13日)

[minam-ku@impress.co.jp]

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