標準価格:オープンプライス
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DMT-PR1のベースはPC/AT互換機。CPUはCeleron 800MHz、HDD 40GB、メモリ 128MBで、OSにはWindows 2000 Professionalを搭載している。付属ディスプレは、XGA(1,024×768ドット)の高輝度15型液晶。また、赤外線リモコンと、ワイヤードのトラックボール付きキーボードなどが同梱される。 本体部には、DVD/CD-ROMドライブ、MDLP対応デッキ、MGメモリースティックスロット、地上波チューナ、FMチューナを内蔵。なお、MD部はNet MDに対応していないが、「今後対応を検討している」(同社)という。また、Ethernet(100Base-TX/10Base-T)と56kbpsのアナログモデムも搭載しており、Eメールや、Webブラウズも可能。 HDDには、ビジュアル専用エリアと音楽専用エリアが設けられており、ビジュアル専用エリアにはMPEG-2形式で5時間分、5番組までの録画が可能。また、TV視聴中に、自動的に映像を記録し、最大30分前までさかのぼって再生できるタイムシフト機能も内蔵する。ただし、EPG機能は搭載していない。 また、音楽専用エリアには、CDからリッピングしてATRAC3に変換、約5,000曲(CD30枚分)を保存できる。HDD内には、国内発売の76,000枚以上のCD曲名データベースを収録しているほか、インターネット上のCDタイトルデータベース接続機能も備える。 さらに、「bitmusic」などのEMD(音楽配信)サービスからダウンロードした音楽コンテンツや、WAVE/MP3/WMAにも対応。これらのHDD内の音楽コンテンツは、MGメモリースティックや、USBに接続したネットワークウォークマンにチェックアウトできる。 アンプ部には、ソニーが開発したフルデジタルで音声信号処理を行なう「S-Masterデジタルアンプ」を搭載し、50W×2を実現。スピーカーシステムは、剛性の高いアルミキャビネットに、ソフトドームツィータ×1、8cmウーファ×1、10cmサブウーファ×1、パッシブラジエーター×2による3ウェイ5ユニット構成を採用。加えて、オーディオ専用32ビットDSPを搭載し、DVDビデオの5.1chサラウンドを2chスピーカーだけで立体音響を楽しめる、ソニー独自の「デジタルシネマサウンド」も使用できる。 そのほかの機能として、メモリースティックに記録した画像を再生したり、FMチューナのエアチェックを、MDまたは、HDDへ録音することも可能となっている。なお、i.LINKが2系統内蔵しているが、「現在のところ用途はなく、今後の拡張用」(同社)という。 DMT-PR1は、Windows 2000がベースとなっているが、起動すると自動的に専用シェルが表示される。基本的にユーザー自身がOSに直接触れることはない。そのため、GUIは、HDDジュークボックスや、メモリースティックなどの各ファンクション内のコンテンツも、リモコンで選択できるようになっている。また、メニュー画面と各ファンクション画面、リモコン、本体上に5個のアイコンボタンを用意。各ファンクションで操作できる項目を画面アイコンに割り当てることにより、画面を確認するだけで操作できる。なお、画面の文字、アイコンなどの大きさは、テレビ視聴位置のような離れた場所から確認できるように配慮されている。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2001年9月17日)
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp