シャープ、1ビットデジタルオーディオ2機種


SD-CX3
11月9日発売

標準価格:「SD-CX3」75,000円
       「SD-CX2」70,000円

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 シャープ株式会社は、独自の「1ビットデジタルアンプ」を搭載したオーディオシステム「Auvi」(アウビィ)に2機種を追加する。発売日は両機種とも11月9日。価格は、木製スピーカーモデル「SD-CX3」が75,000円、コンパクトスピーカーモデル「SD-CX2」が70,000円。「SD-CX3」はシャンパンゴールド1色、「SD-CX2」はブルーイッシュシルバーとチタンブラックの2色をラインナップする。

 2.8MHzの超高速サンプリングで1bit信号を増幅させ、CDの64倍相当の分解能を得る「1ビットデジタルアンプ」を搭載。また、A/Dコンバータには「高精度1チップΔΣ変調LSI」を装備。アナログ信号を1bit信号に変換し、デジタルで伝送/増幅処理を行なうことで、音質劣化を防ぐという。

SD-CX2
ブルーイッシュシルバーモデル
SD-CX2
ブラックモデル

 SD-CX2/3には、新たにアルミ素材を本体に採用。MDデッキ部はMDLPに対応するほか、「グループモード機能」を採用する。グループは最大99まで設定可能で、すでに録音された曲もグループ化できる「グループエントリー機能」も搭載している。

 CDからMDへの倍速録音が可能なほか、ワンタッチでMDの1曲目に追加録音できる「トップポジション録音機能」や、編集する曲を聞きながら指定できる「ハイパートラックエディット機能」も装備。CDテキストの再生にも対応する。

 また、重低音を再現する「X-BASS回路」や、FLAT/HEAVY/POPS/SOFTの4モードプリセットサウンド機能も備える。また、待機時の消費電力は業界最小クラスの0.17Wで、従来機「SD-CX1」と比べて約15%の省電力化を達成したとしている。

【主な仕様】

■本体部

  • 周波数特性(CD、MD):20~20,000Hz(+1/-3dB、EIAJ)
  • チューナ受信周波数:FM 76.0~108.0MHz、AM 522~1,629kHz
  • 入力端子:光デジタル×1、RCAステレオ×1
  • 出力端子:サブウーファ(RCAモノラル)×1、ヘッドフォン×1
  • 実用最大出力:20W×2(EIAJ)
  • A/Dノイズシェーピング:7次ΔΣ変調
  • 消費電力:50W
  • 外形寸法:330×187×208mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約5.1kg
■スピーカー部
SD-CX3 SD-CX2
形式 バスレフ型(スピーカーネット脱着式)
ウーファ 10cm
ツィータ 2cmソフトドーム型
インピーダンス
最大入力
(インピーダンス6Ω時)
40W
最大外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
143×205×260mm 125×225×208mm
重量
(1本)
約2.5kg 約1.9kg

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010919-1.html
□関連記事
【5月24日】シャープ、1ビットデジタルアンプ搭載のオーディオシステム
~ JBL、ELACとのセットモデルも限定発売 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010524/sharp.htm
【4月23日】シャープとケンウッド、1ビットアンプで技術提携
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010423/s_k.htm
【2月13日】早稲田大学とシャープ、パイオニア、1bitオーディオコンソーシアムを設立
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010213/1bit.htm

(2001年9月19日)

[minam-ku@impress.co.jp]

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