ソニー、リフレクタ方式のPC用2.1chスピーカー


10月13日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、パソコン用2.1chスピーカーシステム「SRS-D313PC」を10月13日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は16,000円前後の見込み。

 SRS-D313PCは、サテライトスピーカー2本と、ウーファ1個を組み合わしたアクティブスピーカー。最大の特徴は、サテライトスピーカーにリフレクター方式を採用したこと。高音域の音波を、ユニット後部に取り付けた反射板(リフレクター)に反射させることにより、実際のスピーカーの位置よりも後方に仮想音源を作り出す。これにより、リスニングエリアが拡大するとしている。また、リフレクターは、反射した音がパソコンの前に座る人に効果的に届くように、わずかにカーブした「ラウンドリフレクター」となっている。

 サテライトスピーカーユニットには、ネオジウムマグネット使用のφ39mmを採用。スピーカーを浮かせ、デスクや床などから距離をとる「フローティングスピーカーキャビネット」方式をとっている。また、振動板には、岐阜県美濃製の無着色コーン紙を採用。「長良川上流の伏流水による抄紙プロセスが、より良いサウンドを生み出す」という。

 実用最大出力は、サテライトスピーカー5W×2、ウーファ20Wの計30W。サテライトスピーカーL側のフロント部分に、バスブーストや、ボリューム、電源、入力切り換えスイッチ、ヘッドホン端子などが集約されている。入力端子は、ステレオミニジャックの2系統2入力で、ミキシングも可能。

サテライトスピーカーからリフレクタを外し、上から見たところ コントロール端子は全て、サテライトスピーカーL側のフロント部分に集約されている ウーファ背面。アンプ、電源を内蔵しサテライトスピーカーとは専用端子で接続する
【主な仕様】
  • タイプ:3ピーススピーカーシステム
  • アンプ部実用最大出力(JEITA):ウーファ 20W、サテライト 5W×2
  • 入力:2系統2入力(ステレオミニジャック×2)
  • 出力:ステレオミニジャック(PHONES)×1
  • コード長:サテライトL/R側 2.0m
  • ウーファ使用ユニット:φ100mm
  • サテライト使用ユニット:φ39mmネオジウムマグネット磁気回路
  • 再生周波数:ウーファ 40~250Hz、サテライト 250~20,000Hz
  • コントロール機能:ボリューム、バスブースト、ミキシング
  • 最大外形寸法:ウーファ 約214×290×254mm(幅×奥行×高さ)
           サテライト 約72×108×179mm(同)
  • 質量 :ウーファ 約3.3kg、サテライト L側約265g/R側約220g

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/Peripheral/SRS-D313PC/index.html

(2001年9月19日)

[furukawa@impress.co.jp]

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