標準価格:オープンプライス
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MDR-DS8000は、'99年11月に発売した「MDR-DS5100」の上位機種。MDR-DS5100は、今後も並売される。MDR-DS8000は、ヘッドホンシステムでは初となるドルビーデジタルサラウンドEX、DTS-ESといった6.1chソースに対応。さらに、従来のドルビーデジタル、DTSに加え、ドルビーデジタルプロロジック IIや、AACデコーダも搭載し、現在のほとんどのフォーマットを再生できる。 サラウンド音場は、同社独自の「バーチャルホンテクノロジー」技術により再現しており、DTS-ES、DTS音場再生については、DTSバーチャルの認証を取得している。 また、頭の動きを感知するジャイロセンサをヘッドホンに内蔵。頭の傾きにあわせて、DSPで音の方向を調整し、頭の向きを変えても仮想のスピーカー位置と音像が固定されるヘッドトラッキングシステム「Gyrotrak(ジャイロトラック)」を装備する。 加えて、ヘッドホンへの赤外線伝送を、従来のアナログ方式から非圧縮デジタルに変更。アナログ伝送に比べてノイズを97%以上カットしたとしている。入力端子は、光デジタル入力2系統、アナログ入力1系統を装備。デジタル機器2台と、アナログ機器1台を切り替えて使用できるようになった。 ヘッドホンの電源は単3電池2本で、付属の充電式ニッケル水素電池のほか、アルカリ乾電池も使用可能。再生時間はニッケル水素電池、アルカリ乾電池とも約7時間。伝送のデジタル化や、Gyrotrakが搭載されたこともあり、従来モデルMDR-DS5100の再生時間約90時間(単3アルカリ2本)から大幅に短くなった。また、ヘッドホンの重量も、MDR-DS5100より70g重い350g。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2001年9月20日)
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