ソニー、2本のスピーカーで5.1chを再現するシステム
-DPL II、AACにも新たに対応


11月21日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、2本のスピーカーだけでサラウンドを再現する「SRS-VS5」を11月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は3万円前後の見込み。

 SRS-VS5は、2000年12月に発売した「SRS-VS1」の後継機。従来のドルビーデジタル、DTSに加え、 ドルビープロロジック II、AACにも新たに対応した。また、5.1chの音像を再現する「CINEMAモード」と、2chソースをフロント2chとマルチリアの立体音像で再現する「V-SURROUNDモード」の2種類のサラウンドモードを搭載する。

 SRS-VS5では、同社独自の「バーチャルホンテクノロジー」技術により、2本のスピーカーでサラウンド音場を再現。ドルビーデジタル、プロロジック II再生時には、バーチャル・ドルビーデジタルの認証を、DTS音場再生時には、DTSバーチャルの認証を取得している。

 また、従来どおり、低音を増強する「MEGABASSコントロール機能」を装備するほか、サブウーファ用出力端子が新たに搭載された。入力端子は、光デジタル入力端子2系統、アナログ入力端子1系統となり、デジタル機器2台とアナログ機器1台を切り替えて使用できる。

 外形寸法は約120×230×300mm(幅×奥行き×高さ、1本)で、SRS-VS1の約120×190×300mm(同)から奥行きが40mm短くなり、重量も左側ユニットが100g軽くなった。

【主な仕様】

  • デコーダ機能:ドルビーデジタル、ドルビープロロジック II、DTS、MPEG-2 AAC
  • サラウンドモード:CINEMA、V-SURROUND、DIRECT
  • 出力:15W×2
  • 入力端子:光角型×2、ステレオピンジャック×1
  • 出力端子:ボリューム連動サブウーファ出力×1、ヘッドホン×1
  • 消費電力:32W
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):120×230×300mm(1本)
  • 質量:約3.3kg(左側)、約2.6kg(右側)
  • 主な付属品:リモコン、L-R接続コード、光デジタル接続ケーブル×1

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200109/01-0920C/

(2001年9月20日)

[furukawa@impress.co.jp]

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