■ DSC-AZ1 6月発売の総画素数211万画素モデル「DSC-MZ1」の上位機種。CCDを1/1.8型211万画素から1/1.8型413万画素(総画素)にスペックアップし、補色フィルタを採用。また、画像処理機能「トリニティーリアル」の代わりとして、補色フィルタ向けに開発した「Super Graphic Processor」を採用している。ボディカラーは「DSC-MZ1」のシルバーからガンメタリックに変更された。なお、「DSC-MZ1」は今後も併売される。 「DSC-MZ1」と同じボディデザインを採用し、外形寸法は「DSC-MZ1」と同寸の106×41×63mm(幅×奥行き×高さ)。重量も同じく230gとなっている。
レンズは沈胴式の光学2.8倍ズーム。電源に単3電池2本を使用し、記録メディアにはCFカード Type 1/2を採用する。microdriveにも正式対応している。PCとのインターフェイスはUSBで、ストレージクラスに対応。パッケージには接続ケーブル、単3ニッケル水素電池×2本、充電器、専用ソフトなどが同梱される。 「Super Graphic Processor」は、画素補間技術の「ピクトライズ800」、ガンマ補正値を複数化した「マルチγアジャスタ」、トリミング時に斜め解像度を向上させる「アンチジャギフィルタ」、入射光を可視光のみにする「光学ローパスフィルタ」、「256分割マルチ方式のAE」などで構成される高画質化技術の総称。 そのうち「ピクトライズ800」は、2,288×1,712ドットで記録した実画素数のデータを、2,880×2,160ドット、または3,264×2,448ドットに補間する技術。最高画素数での記録画像は約800万画素となり、400万画素クラスのデジタルカメラとしては最も高解像度としている。変換時間は約1秒。また、記録画像はセイコーエプソン株式会社のPIM(PRINT Image Matching)にも対応する。 動画記録は音声付で、解像度は320×240/160×120ドットの2種類。記録フォーマットはQuickTime Movieとなっている。フレームレートは両解像度とも15fps。 ■ DSC-R1 手動の電源連動型レンズカバーを採用した、有効125万画素のデジタルカメラ。レンズは単焦点で、焦点距離は38mm(35mm判換算)となる。記録メディアはCFカード Type 1で、電源には単3電池4本、またはリチウム電池のCR-V3を2本使用。PCとの接続はストレージクラス対応のUSB経由で行なう。パッケージには、接続ケーブル、接続ソフトなどが同梱される。ボディカラーはシルバー、ホワイト、ピンクの3種類から選択可能。
搭載するCCDは、同社が開発した1/2.8型のFT(フレームトランスファ)方式。一般的に使用されるインターライン式と比較すると約2倍の電荷出力が得られるため、ダイナミックレンジが広く、豊かな階調表現を実現したとしている。有効画素数は125万、総画素数は136万。カラーフィルタには原色系を採用している。 記録画素数は1,280×960/640×480ドット。動画の記録も可能で、仕様は「DSC-AZ1」とほぼ同じ。解像度は320×240ドット、または160×120ドットとなっている。 CR-V3を2本使用時には、1万枚以上の連続撮影が可能。また、本体に1MBの内蔵メモリを搭載している。CFカードが一杯になったときや、CFカードを忘れたときに利用できる。
□三洋電機のホームページ (2001年9月27日) [orimoto@impress.co.jp] |
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