「AX-V7000」は、定格出力150W×7ch、ドルビーデジタル、DTS、DTS-ES、MPEG-AACに加え、THX SURROUND EXにも対応したAVアンプ。ルーカスフィルムの「THX ULTRA」認証を得ている。また、DAコンバータは192kHz/24bit対応のPPM DDコンバータを全チャンネルに搭載する。
従来のオーバーサンプリングと異なり、「bit拡張部」、「周波数変換部」、「帯域拡張部」のそれぞれで、入力されたデジタル信号から変換前のアナログ信号を想定。それをもとに拡張サンプリングを実行する。
アンプは全チャンネルでディスクリート。また、各チャンネル×2個(計14個)の大電流容量型のパワートランジスタを採用している。加えて、整流回路部をL、R、センターチャンネルを3ブロックに分け、パワートランジスタの近くに配置。独立の電解コンデンサをパワートランジスタそれぞれに設置するなど、独立電源供給を実現している。また、電源ラインの最短化も図られているという。 音場再生用として、最新の音場シミュレーション技術を用いたという「10モード・7チャンネル対応オリジナルDAP(デジタル・アコースティック・プロセッサ)」を搭載した。また、ヘッドフォン視聴時にもサラウンド音場が楽しめるという「ヘッドフォンDAP」も内蔵されている。さらに音質補正機能として、パラメトリックイコライザも備える。 DVD MULTI端子やEXT 7.1ch端子といった外部入力からのアナログマルチチャンネル信号には、アナログ領域でダウンミックスを行なう「プレシジョン ダウンミックス コンバータ」が適用される。これにより「音質を損なうことなく再生できる」という。 また、強化フレームや電源トランスボトムの二重構造を採用した新開発の「クロスフレームZシャーシー」を採用。各回路を9分割して配置し、デジタルノイズの排除とオーディオ回路の純度を確保したとしている。 【主な仕様】
http://www.jvc-victor.co.jp/ □ニュースリリース http://www.jvc-victor.co.jp/products/hifi/AX-V7000.html □関連記事 【7月5日】ビクター、DVD制作プロセス用の新技術「DVD-K2」発表 ―ジッタ、リップルなどを低減、ソフトは今秋発売 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010705/victor.htm (2001年9月27日) [orimoto@impress.co.jp] |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp