ビクター、DVD-Audio対応トールボーイスピーカー
独自のオブリコーンユニットとスーパーツィータを搭載


11月1日発売

標準価格:23万円(1台)

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 日本ビクター株式会社は、DVD-Audioの高音域再生にも対応したトールボーイスピーカー「SX-L7」を11月1日に発売する。価格は23万円(1台)。

 独自の口径18cm「メタルオブリコーンウーファ」を2つ搭載。2つのユニットをツインドライブさせ、互いのボイスコイルを近づくように配置する独自の「オブリークオムニアレイ」を採用している。これにより、「中低域のエネルギー感を向上させるとともに指向性を拡大し、自然な音場特性を得た」という。

 ツィータは3cmのオブリドームツィータを使用。素材に強度の高い麻材を用いたオブリドームを採用し、指向性や押し出し感の向上を図っている。さらに、1.9cmメタルドームスーパーツィータを装備し、80kHzまでの高音域再生にも対応。スーパーツィータには純金をプレーティングしたアルミドームや、ミズキ無垢材のほか、磁束密度の強い希土類ネオジウムマグネットを採用している。また、球面上の独自のキャビネットにユニットを収めることで、ディフラクションの少ない放射特性を実現。超音域での指向性を改善するという。

 本体キャビネットは、フロントに30mm厚のMDFフロントバッフルを、そのほかには針葉樹系パーティクルボードを使用。裏面はメープルの単板、フロントバッフルにはグレートメープルと呼ばれる「ホワイトシカモア」を採用した。

 外形寸法は、236×362×1,143mm(幅×奥行き×高さ)、重量30kg(1本)。定格入力は45W、最大入力は180W、インピーダンスは6Ωとなっている。バイワイヤリングにも対応し、Yラグやバナナプラグも使用できる金メッキターミナルを搭載する。同梱品は、スピーカー・コード(0.3m)×1、スクリュー×2、六角レンチ×1。

【主な仕様】

  • 種類:バスレフ型3ウェイ 4スピーカー
  • スピーカーユニット:18cmコーンスピーカー×2、3cmドームスピーカー、1.9cmドームスピーカー
  • 定格入力:45W
  • 最大入力:180W
  • 定格インピーダンス:6Ω
  • 再生周波数帯域:28Hz~80kHz
  • 出力音圧レベル:90dB/W・m
  • クロスオーバー周波数:1,000Hz、10kHz
  • 外形寸法:236×362×1,143mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:30kg(1本)

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/hifi/SX-L7.html

(2001年9月27日)

[minam-ku@impress.co.jp]

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