松下、MP3再生対応高さ52mmのプログレッシブプレーヤー


DVD-XP30
12月10日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:お客様ご相談センター
    Tel.0120-878-365



 松下電器産業株式会社は、高さ52mmの業界最薄DVDプレーヤー「DVD-XP30」と「DVD-XV10」を12月10日から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ35,000円前後、30,000円弱と見られる。

 本体前面パネルにミラー素材をあしらったDVDプレーヤー。両機種の違いは主に映像出力で、「DVD-XP30」はプログレッシブ再生に対応し、D2出力端子を装備。映像DACも10bit/54MHzのものを搭載する。「DVD-XV10」はプログレッシブ非対応でD1出力端子となっている。その他の仕様はほぼ同じ。

DVD-XV10
 両モデルとも薄型のブラシレスモーターと薄型のデュアルレーザーピックアップ(DVD、CD-R/RW)を採用することで、高さ52mmの本体を実現。業界最薄としている。再生対応ディスクは、DVDビデオ、DVD-R(ビデオ規格)、プレスCD、ビデオCD、CD-R/RW。CD-R/RWに記録したMP3ファイルも再生できる。

 オーディオDACは192kHz/24bit。さらに、13.5MHzの光コネクタの採用で、96kHz/24bit対応デジタル出力ができる。「音楽空間をこれまでにないリアルスケールで実現した」としている。

 2chスピーカーでサラウンド効果を可能にする「Advanced Surround」、サブウーファ端子の搭載による「Bass Plus 2モード」、画質調節機能「シネマ/コンサートモード」、センターチャンネルを聞き取りやすくする「Dialogue Enhancer」といった5つの機能を合わせた「ABCD機能」を搭載。ABCD機能の設定を記憶し、ワンボタンで呼び出せる「ワンタッチシネマメモリー」も内蔵している。

 そのほか、ディスク5枚分の再生指定位置を記憶する「ポジションメモリ」や業界最速の200倍サーチ、各チャプタの冒頭を再生する「あらすじリプレイ」などの機能を利用できる。

 映像出力は、D2(DVD-XV10はD1)、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統装備。音声出力は、光デジタル、アナログ、サブウーファプリアウトをそれぞれ1系統搭載している。

 なお、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」において、「DVD-XP30/XV10」のモニタ販売を受け付けている。限定数は各100台。今回も価格は入札制で、上限価格はそれぞれ34,000/28,500円、下限は17,000/14,300円。応募締め切りは10月15日、商品到着は発売日の12月10日頃としている。

【主な仕様】
 DVD-XP30DVD-XV10
再生可能ディスクDVDビデオ、DVD-R(ビデオ規格)、プレスCD、ビデオCD、CD-R/RW、MP3
出力映像出力
(各1系統)
D2、コンポーネント、S映像、コンポジットD1、コンポーネント、S映像、コンポジット
音声出力
(各1系統)
光デジタル、アナログ、サブウーファ
音声出力特性音声周波数特性4Hz~22kHz(DVD、48kHz)
4Hz~44kHz(DVD、96kHz)
4Hz~20kHz(CD)
音声SN比115dB(CD)
ダイナミックレンジ102dB(DVD、リニアPCM)
98dB(CD)
消費電力11W
(待機時約1.5W)
10W
(待機時約1.5W)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
430×300×52mm
重量約2.9kg

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn011001-6/jn011001-6.html
□モニタ販売のページ(パナセンス)
http://www.sense.panasonic.co.jp/shop/ncpo/monitor34/index.html

(2001年10月2日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.