効率90%以上のPWM方式デジタルアンプと、新開発大出力アンプ用スイッチング電源を用いた出力100W(6Ω)のアンプ×6chを搭載。「従来のアナログアンプでは放熱の点から実現不可能な薄形52mmボディーに凝縮した」としている。 デコーダは、DTS、ドルビーデジタルに加え、MPEG2-AAC、ドルビープロロジック IIを搭載。光/同軸デジタル入力からアンプ出力段までを完全デジタル化し、スピーカ出力端で初めてアナログ化する。全ステージにおいて96kHzまでの周波数に対応。また、アナログ音声に対しても96kHz/24bit変換する。 歪み、ノイズ対策として、TIの「Equibit」技術をベースにした「パナソニック ツルー デジタル アンププリファイヤー テクノロジー」を共同で開発。98MHzのDSPの採用に加え、4次ノイズシェーバによるローノイズ化技術や、デッドタイムコントロールにより、PCMをPWMに変換する際に発生する歪みを、「安定度を犠牲にすることなく最小限に抑える」(同社)という。 一般的な24bitのフルデジタルアンプでは、24bitフルスケールを音量のmaxとして演算でbit幅を減らすことにより音量を下げていく。そのため、約6dB音量を下げる毎に1bitづつbit幅が減少し、-40dB付近では17bit程度の精度となる。 SA-XR10では、「Technics」ブランドアンプで培われた実用音量域で高SN比を実現するVGCA(バリアブル・ゲイン・コントール・アンプ)技術を、デジタルアンプ用にリファインした「VGDA(バリアブル・ゲイン・デジタル・アンプ)」を採用。これにより、-40dB付近の音量域でも20bit以上の精度を確保し、高SN比を実現したという。 なお、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」において、「SA-XR10」とスピーカーシステム「SB-XRP10」とのセットのモニタ販売を受け付けている。限定数は50台。今回も価格は入札制で、上限価格は99,800円、下限は49,900円。応募締め切りは10月15日、商品到着は発売日の12月10日頃としている。 【主な仕様】
(2001年10月2日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp