松下、6chデジタルアンプ内蔵のDVD/CDミニコンポ


12月20日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、6chアンプ内蔵のDVD/CD/MDミニコンポ「SC-DT200」を12月20日に発売する価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円強になる見込み。また、製品に同梱する2chスピーカーの追加オプションとして、センター/リアLR/サブウーファをセットにしたスピーカーシステム「SB-DTP200」も2001年1月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後の見込み。

 「SC-DT200」は、DVD/CDプレーヤー、MDデッキ、FM/AMチューナを搭載したミニコンポ。アンプ部、デッキ部の2ピース構成で、外形寸法190×356×73mm(幅×奥行き×高さ、CD/DVD部の奥行きは335mm)と、DVDジャケットと同じ190mmの幅キャビネットを採用している。DVD/CDプレーヤーは、CD-R/RWにも対応し、MP3の再生も可能。MDデッキはMDLPに対応する。

 アンプ部には35W×6chのデジタルアンプを内蔵し、DSPは98MHz駆動のものを搭載。「他方式のデジタルアンプに比べてSN比が一段と優れ、エネルギー効率は90%以上と高い。そのため、熱損失が少なく、小さなボディに6chアンプを内蔵できた」(同社)としている。また、電源部には同社の単品アンプに採用されている、大型の「高音質 竹コンデンサー」を搭載する。

 DTS/ドルビーデジタル対応デコーダも内蔵し、別売のスピーカシステムを追加することで、5.1chシステムが構築できるほか、2スピーカー使用時にはバイワイヤリング/バイアンプ駆動にも対応。また、2chのバーチャルサラウンド機能「アドバンスド・サラウンド回路」も備えている。

 スピーカーは、ロングストロークを可能にする「ダブル・モーション・ダンパー」、高調波歪みを低減する「エラストマーエッジ」、クリアな音質を再生する「高結晶PPマイカインジェクション振動板」を採用した「8cmロング・ストローク・ウーハー」を新開発。また、ツィータには、放熱効果の高い磁性流体を使用した、ソフトドーム振動板を採用している。

 なお、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」において、「SC-DT200」のモニタ販売の受け付けを10月16日よりを開始する。限定数は100台。今回も価格は入札制で、上限価格は80,000円、下限は40,000円。

【主な仕様】

  • 出力:35W×6、35W×4(バイアンプ時)
  • デコーダ:DTS/ドルビーデジタル/ドルビープロロジック
  • 音声入力:光デジタル、ライン×2系統、P-MDリンク
  • 音声出力:ラインアウト、光デジタル
  • 映像出力:コンポジット、S映像、D1
  • 消費電力:123W
  • アンプ部外形寸法:190×356×73mm(幅×奥行き×高さ)
  • アンプ部質量:4.2kg
  • デッキ部外形寸法:190×335×73mm(幅×奥行き×高さ)
  • デッキ部質量:1.8kg
  • スピーカー外形寸法:103×220×227mm(幅×奥行き×高さ)
  • スピーカー質量:1.8kg


    □松下のホームページ
    http://www.matsushita.co.jp/index.html
    □パナセンスのホームページ
    http://www.sense.panasonic.co.jp/index2.html
    □ニュースリリース
    http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn011001-7/jn011001-7.html
    □パナセンスのモニタ販売ページ
    https://www.sense.panasonic.co.jp/shop/ncpo/monitor33/index.html

    (2001年10月2日)

    [fujiwa-y@impress.co.jp]

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