「YDA131」は、出力2WクラスのデジタルアンプICとしては国内メーカー初の製品。同社独自の回路技術により、5V単一電源のデジタルアンプICではクラス最大出力の2.5W、歪み率は0.018%(1W)、SN比100dB以上、クロストーク-85dB以下を実現した。「クラス最高の低歪率特性と低ノイズ特性を達成しながら、同時に省電力化、低発熱性も実現している」という。 製品の応用例として、USB給電方式のPCアクティブスピーカー、MDプレーヤー充電ステーション、AVノートパソコン、PDAや携帯ゲーム機などが想定されている。 内蔵回路は、アナログ信号入力回路、信号の電圧振幅を、デジタルパルスの幅の長短に変換するパルス幅変調回路、±極性の2出力で負荷を駆動するBTL(Bridge-Tied Load)デジタル出力回路。そのほかにも、外付け発振素子を使用せずにクロック発振が可能な自励発振回路、過電流保護回路、電源投入時などに発生する雑音を低減するポップノイズ低減回路なども搭載する。
(2001年10月2日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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