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デノン、80kHz再生が可能な小型スピーカーパッケージ
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オーディオエキスポ2001で出展されたSYSTEM-11R-S |
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11月中旬発売
標準価格:「SC-A11R-BH/S」8,800円(2台)
「SC-C11R-BH/S」6,600円(1台)
「DSW-11R-BH/S」19,800円(1台)
「SYSTEM-11R-BH/S」44,000円
連絡先:宣伝部
Tel.03-3837-8915
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株式会社デノン(10月1日、日本コロムビア株式会社より分社)は、ホームシアター向けのスピーカーシステム「11R」シリーズを11月中旬に発売する。
フロントおよびリア用の「SC-A11R」とセンター向け「SC-C11R」、サブウーファの「DSW-11R」が単体で発売され、それぞれにビーチ柄とシルバーカラーの2色をラインナップ。
また、これらを組み合わせた5.1chシステムパック「SYSTEM-11R」も同時発売される。価格は以下の通り。
品番 | 品名 | 標準価格 | 発売時期 |
SC-A11R-BH/S | フロント/リアスピーカー | 8,800円(2台) | 11月中旬 |
SC-C11R-BH/S | センタースピーカー | 6,800円(1台) |
DSW-11R-BH/S | サブウーファ | 19,800円(1台) |
SYSTEM-11R-BH/S | 5.1chスピーカーシステムパック | 44,000円 |
なお、日本コロムビア株式会社はAV機器部門「DENON」を10月1日付で分社化し、日本コロムビア100%出資の「株式会社デノン」を設立。経営には日本コロムビアを買収元の米リップルウッド・ホールディングLLCも参画している。今回発表の製品が「デノン」ブランド最初の新製品となる。
■ SC-A11R
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SYSTEM-11R-BH |
密閉型の2Way2スピーカー。外形寸法は105×126×170mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトでユニットは8cmウーファと2cmツィータを1つづつ搭載する。高磁力のネオジウムマグネットを採用したツィータは、80kHzまでの再生が可能としている。ユニットはすべて非磁性体フレームを採用。
バッフルは15mm厚のMDF材で、回折効果を排除するため、ラウンド形状とした。また、クロスオーバーネットワークもマルチチャンネル向けに設計し、広域で均一な指向特性を得たとしている。
専用オプションとして、スタンド(16,500円)、ブラケット(8,500円)、ディスプレイサイド専用スタンド(5,000円)も用意。すべて2台1組で販売される。
■ SC-C11R
高さ67mmのスリムなバスレフ型のセンタースピーカー。ユニットは、5.7cmウーファ×2、ツィータ×1の仮想同軸配置。ツィータはSC-A11R同様、80kHzまでの再生が可能。
ラウンド形状のMDFバッフル、非磁性体フレーム採用のユニット部、マルチチャンネル向けのネットワークなど、SC-A11Rと同じ設計思想を採用している。コルク製のフットが付属。
■ DSW-11R
16cmウーファを搭載したアクティブ式のバスレフ型サブウーファ。25~240Hzの再生が可能で、クロスオーバーは50~240Hzの連続可変式。内蔵アンプの最大出力は60Wとなっている。
クロスオーバー回路やレベルコントロール回路を通さない「LF DIRECT回路」も搭載する。消費電力は38W。本体背面には、出力端子としてLINE OUTを装備している。
【主な仕様】
| SC-A11R | SC-C11R | DSW-11R |
形式 | 密閉型 2Way2スピーカー | バスレフ型 2Way3スピーカー | バスレフ型 1スピーカー |
防磁設計 | ○ |
ユニット | 8cmウーファ×1 2cmツィータ×1 | 5.7cmウーファ×2 2cmツィータ×1 | 16cmウーファ×1
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最大出力 | ― | 60W |
入力インピーダンス | 6Ω | 50kΩ (LINE IN) |
再生周波数帯域 | 80Hz~80kHz | 25Hz~240Hz (LF DIRECT OFF時) |
クロスオーバー | ― | 50Hz~240Hz (連続可変) |
平均出力音圧レベル (1W、1m) | 89dB | ― |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 105×126×170mm | 231×149×67mm | 270×333×312mm |
重量 | 1.1kg | 10.3kg |
□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/n_051.html
(2001年10月9日)
[orimoto@impress.co.jp]
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