そんな状況の中で、伸張しているのがDVDビデオ。前年同月比248.5%の115,000台で推移した。同協会では「本格的普及期に入った」とし、要因として2~3万円台の普及機の台頭やDVDソフトタイトルの増加を挙げている。ただし、平均単価が下落し、出荷金額では同198.1に留まっている。なお、1月からの累計では84万台を計上し、前年比は214.0%となった。 カラーテレビは658,000台で、前年同月比89.9%と落ち込んでいる。しかし、ハイビジョンテレビの出荷台数が同282.8%の14,000台と倍増。BSデジタルチューナ内蔵テレビは14,000台、BSデジタルチューナは1万台を出荷した。両品目合わせて24,000台だが、ボーナス月だった前月の3万台に比べ、80.0%減少している。なお両品目合計の1月からの累計は335,000台となった。また、液晶テレビも49,000台と前年比46%増加した。 ビデオ一体型カメラは、前年同月比99.6%の14万台を出荷。そのうちDVカメラは134,000台で、DVカメラとアナログビデオカメラとの比率は96:4となっている。 オーディオ関連では、CDプレーヤーが前年同月比で162.4%と続伸。出荷台数は282,000台となった。また、HiFiスピーカーシステムが、前年同月比115.2%の27,000台と増加した。これについて同協会では「ホームシアター需要の拡大が要因」としている。なお前月、10%以上の伸びを示したHiFiアンプは、同101.8%と微増にとどまった。 カー関連機器全体では、前年同月比102.5%と堅調に推移。カーカラーテレビ(61,000台、同140.7%)、カーナビゲーションシステム(129,000台、同107.6%)といった品目が増加したのに対し、カーステレオ本体(136,000台、同61.3%)、カーMD(27,000台、82.2%)が減少した。
□JEITAのホームページ (2001年10月12日) [orimoto@impress.co.jp] |
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