本体にCD-RW/DVD-ROMコンボドライブ、Net MD対応MDレコーダ、MGメモリースティックスロット、TVチューナ/MPEG-2エンコーダカードを搭載。2wayスピーカーも付属する音楽ユースをメインにしたデスクトップパソコンとなっている。音楽再生やチャンネル操作などを行なう専用リモコンも付属する。 CPUはPentium 4 1.5GHz、HDD 80GB。256MBのメモリを搭載し、OSはWindows XP Home Editionを採用している。
本体内蔵のサウンド回路に、新開発の「Sony Digital Audio System」を採用。音源と伝送先を必要に応じて直結させることが可能になった。このため「音楽ソースの持てるポテンシャルを最大限に引き出す」としている。ただし、従来モデルと異なり、CDの再生や、MDの録音/再生はPCの電源が入っている時のみ行なえる。 CDからMDへの録音は、IDE経由でリッピングし、CPUでエンコードしてから転送を行なうため、MDでエンコードを行なう場合に比べ15倍高速化された。また、HDDに約8万タイトルのCDデータベースを備えるほか、CD-TEXT、CD-EXTRA、インターネット経由でのCD情報の取得にも対応している。 内蔵アンプは、従来のTripath 1bit デジタル方式から、20W+20Wのアナログアンプに変更された。同社によれば、「いろいろと聞き比べた結果、アナログアンプの方が音がよかったので、アナログアンプに変更した」と変更理由を説明している。 また、6バンドのパラメトリックイコライザーも新たに装備。ROCK、POPS、CLASSIC、JAZZの4つのプリセットのほか、ユーザーが自由に設定できる。イコライジングは、専用の20bit DSPを搭載することで実現しており、CPUに負荷をかけず、位相の狂いを最小限に抑えることができるという。 さらに、CPU処理によるリバーブ機能「AirSampler」も搭載。アムステルダムの実在のコンサートホールなど、世界各地でサンプリングした残響空間特性が8種類プリセットで収録される。また、カラオケ向けのボーカルキャンセラー、ピッチシフト機能なども備えている。 同梱のスピーカーは、12cmパルプコーンウーファと2.5cmソフトドームツィータを組み合わせた2wayバスレフ型。キャビネットは木製で、容積は4.8lとなっている。スピーカーの外形寸法は134×219×291mm(幅×奥行き×高さ)、重量約2.8kg(1本)。 音楽用のソフトとして、「SonicStage Premium」を搭載。各メディアからの録音や再生、CD-R/RW、MD、MGメモリースティックへの書き出しが行なえる。また、独自の音場プログラム「AirSampler」を内蔵。ボーカルキャンセルやピッチチェンジも使用できる。 映像用にはテレビ録画ソフト「Giga pocket Ver.4.3」、動画編集ソフト「MovieShaker Ver.3.2」、DV取り込みソフト「DVgate Ver.2.4」などが付属する。
【主な仕様】
http://www.sony.co.jp/sd/ □製品情報 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PCOM/PCV-MXS1L5/ □関連記事 【9月12日】ソニー、Net MD発表会で新VAIO MXを参考出品 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010912/sony.htm 【6月27日】ソニー、MDとパソコン間のUSB転送規格を策定 ―著作権保護技術としてOpenMGを採用 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010627/sony.htm 【2000年9月8日】ソニー、デスクトップPCのラインナップをフルモデルチェンジ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000908/sony2.htm (2001年10月12日) [orimoto@impress.co.jp] |
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