「SmartVision Pro 3」は、同社のTVチューナ搭載ビデオキャプチャカード「SmartVision Pro 2 EX」の後継となるモデル。エンコードはソフトウェアで行なわれ、「Pro 2 EX」で対応していた「ビットキャスト放送」、「ADAMS-EPG」、「文字放送」や、「タイムシフト機能」などの機能が継承され、別売だった「リモコンキット」も同梱されている。 「Pro 3」では、新たにS端子入力を増設し、「3次元Y/C分離回路」を搭載。「Pro 2 EX」と比較して、「画面のチラツキや色ニジミを抑え、輪郭などもクッキリと再現。キレイで鮮やかな映像でTVが楽しめる」としている。 編集機能も強化され、シーンインデックス、ブックマークで選んだシーンをMPEG-2に抽出する「シーンエクスポート」機能を追加。さらに、添付の「Ulead Video Studio 5 SE Basic」で利用する「NEC MPEG2 プラグイン for VideoStudio」に、編集部分のみを再圧縮することでレンダリング時間を短縮する「SmartRender」機能が追加されている。 録画可能なビデオフォーマットは、MPEG-2とMPEG-1の2種類。MPEG-2での録画解像度は640×480/320×480ドットで、ビットレートは最大8Mbps、MPEG-1では解像度350×240ドット、ビットレート2Mbpsに対応する。 入出力端子はアンテナ入力のほか、コンポジット映像、S映像、ステレオ音声入力、スレテオ音声出力(ともにミニジャック)を1系統づつを搭載している。
□NECのホームページ (2001年10月22日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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