PGA2310は、ハイエンド・オーディオ機器向けのボリューム・コントロールIC。一般的には0.001%程度が限界であった歪み特性(THD+N)を、0.0004%まで向上させた。さらに、0.5dBステップで、+31.5dBから-95.5dBまで、127dBの範囲の音量制御が可能となっている。また、2つのオーディオチャネルを独立して音量制御することができる。 3ワイヤシリアルデータインターフェイスを備えており、マイコンなどによるデジタル・ゲイン制御も可能。同社では、AVレシーバ、放送機器、デジタルミキサー、マルチトラックレコーダ、楽器などのハイエンド向けオーディオ機器や、プロ・オーディオ用機器などへの採用を見込んでいる。 なお、「PGA2310」のコンシューマオーディオ機器向けラインナップとして、入力電源電圧±5Vの「PGA2311」も開発している。サンプル出荷は、2001年第4四半期を予定。
【主な仕様】
http://www.tij.co.jp/welcomej.html □ニュースリリース http://www.tij.co.jp/jsc/docs/news/scj0177.htm (2001年10月22日) [furukawa@impress.co.jp] |
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