オンキヨーリブ、サラウンドに発展可能な低音振動チェア


コードレス光伝送システムとリアスピーカー装着時
11月10日頃発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:オンキヨーリブ
    Tel.072-831-8046



 オンキヨー株式会社の関連会社、オンキヨーリブ株式会社は、DVDビデオなどの低音情報を振動で伝えるAVチェア「TR-1000」を発売する。発売時期は11月10日前後で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は53,000円前後になると見られる。全国の量販店やオーディオ店で販売される予定。

 「TR-1000」は、フロントL/Rスピーカー、アンプ一体型サブウーファ、低音振動ユニットを搭載したAVチェア。同社ではフロントスピーカーとサブウーファの「3D方式」に、低音振動をプラスした「3D+V方式」と命名。「狭いスペースで本格的なホームシアターを実現する」としている。外形寸法は610×910×1,160mm(幅×奥行き×高さ)、重量は20kg。

 低音振動ユニットは、両ひじ掛けとひざのせ部分に搭載。また、スピーカーは両ひじ掛けの先端に装着され、アンプ一体型のサブウーファは腰掛け部の下に設置される。

コードレス光伝送システム
 フロントスピーカーは5cmのフルレンジタイプで、サブウーファは12cm。アンプの定格出力は、フロントスピーカー用が2W×2ch、サブウーファ用が10Wとなっている。

 音声信号の入力はアナログのステレオミニジャック端子で行なうが、別売で光デジタル音声を赤外線で送受信できる「コードレス光伝送システム」も用意されている。

 低音振動ユニットには専用の「方向性音楽振動発生素子」を採用。どのユニットからも体の中心に向かって振動が伝わるため、末梢神経が刺激されるという。両肘掛け部の素子は椅子の内側へ、脚のせ部の素子は脚に沿ってからだの中央へと振動を伝える。

SR-1000
 なお「TR-1000」のオプションとして、リアスピーカー用2chアンプを内蔵するドルビーデジタル/DTSデコーダ搭載のプロセッサとリアスピーカーをセットにした「SR-1000」も同時発売する。価格はオープンプライスだが、TR-1000と合わせた場合、9万円前後になると見られる。

 「TR-1000」と接続することで、フロントL/R、リアL/R、サブウーファによる低音振動付きの4.1chサラウンドが楽しめるようになる。

□オンキヨーリブのホームページ
(10月29日現在、これらの製品に関する情報は掲載されていない)
http://onkyoliv.onkyo.co.jp/

(2001年10月29日)

[orimoto@impress.co.jp]

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