ケンウッド、110°CSに対応したフロントエンドモジュール


2002年2月より出荷開始

連絡先:IR広報室
    Tel.03-5457-7120
    デバイス事業部 NIM担当
    NIM-SUPPORT@kenwood.co.jp



 株式会社ケンウッドは7日、110°CSデジタル放送に対応したNIM(Network Interface Module)を2002年2月から出荷を開始すると発表した。テレビ受信機メーカー、放送事業者に向けてOEM供給を行なうとし、すでに具体的な納入予定もあるという。

 今回発表されたのは、フロントエンドモジュールの「XBM-103シリーズ」。BSデジタル放送に加え、2001年末より試験放送が開始開始予定の「110°CS放送」にも対応する。チューナ回路部分と復調、誤り訂正回路などで構成され、BS/CSのチャンネル選択や、時分割多重で送信された変調波の復調などを行なう。

 また、ZIF-IC(Zero IF-IC)を採用することで、業界最小レベルの低消費電力化(1.2W)と小型化に成功。外形寸法は65.1×37.1×12.1mm(幅×奥行き×高さ)となっている。

 同社は2000年末にBSデジタル放送用のNIMを出荷しており、海外では欧州デジタル音声放送(DAB)用カーオーディオやSTBなどを商品化した実績を持つ。今後は、2002年春に見込まれる110°CSデジタルの本放送開始や、2003年末開始予定の地上波デジタル放送などを視野に入れ、関連機器の開発に積極的に取り組むとしている。

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20011108.html

(2001年11月8日)

[orimoto@impress.co.jp]

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