富士通ゼネラル、D4端子搭載の42/50型プラズマディスプレイ


PDS5003/PDS5004(左)、PDS4233/PDS4234(右)
11月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像情報事業部販売推進部
    Tel.044-861-7654



 株式会社富士通ゼネラルは、42/50型プラズマディスプレイ2機種4モデルを11月中旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

 42型の「PDS4233/PDS4234」が11月中旬発売で、店頭予想価格は70万円前後の見込み。50型の「PDS5003/PDS5004」が2002年1月発売予定で、店頭予想価格は110万円前後になる見込み。カラーバリエーションとして、シルバー/グレイがそれぞれに用意される。また、50型には専用オプションスピーカー(P-50SP01)も用意される。

 なお、「PDS4233」と「PDS4234」および、「PDS5003」と「PDS5004」の違いは電磁波規格で、「~4」では米国FCC part15 classB、欧州EN55022 classBに、「~3」はそれらのclassAに適合している。

 パネル解像度は、50型パネルが1,366×768ドット、42型が852×480ドット。コントラスト比は1,500:1、輝度は700cd/m2となっている。

 ビデオプロセッサには、「動き適応IP変換処理」、「拡大/縮小フィルタ」、「拡大追従型輪郭強調処理」、「カラーマネジメント機能」といった機能と、それらを映像ソースごとに再配置可能な「高精細デジタルマルチコンバージョン(HDDMC=High Definition Digital Multi Conversion)方式」などの機能を搭載。これらを1チップ処理する同社開発のPDP専用フルデジタル・ビデオプロセッサ「AVM(Advanced Video Movement)」を採用した。

 「AVM」と周辺回路のデジタル化により、低価格化、低消費電力化、部品数の削減などの向上も図っている。また、今回の新モデルでは、「映画鑑賞に求められる緻密な質感のある映像から、静止画/動画に求められるクッキリとシャープで立体感のある映像まで、様々な映像ソースに対して同クラスで業界最高レベルの高画質化を実現した」(同社)としている。

 画質調節機能として、劇場の明るさを想定し、入力映像レベルにより信号処理パラメーターや放電タイミングもコントロールする「ファインモード」のほかに、「ダイナミック」、「リアル」など計6種類の映像モードを搭載。さらに色温度RGB各色256レベル、ノイズリダクション4レベルの調節も可能となっている。

 映像入力端子は、コンポジット(BNC)×1系統、S×1系統、D-Sub15ピン(アナログRGB)×1系統、BNC×5(アナログRGB、コンポーネント兼用)×1系統、DVI-D×1系統を搭載。加えて、国内仕様モデルのみD4端子を1系統搭載している。

【主な仕様】
PDS5003/5004PDS4233/4234
画面サイズ50インチ42インチ
パネル解像度1,366×768ドット852×480ドット
映像入力
コンポジット(BNC)×1系統、S端子×1系統、D4×1系統(国内機種のみ)、D-Sub15ピン×1系統、BNC×5(アナログRGB、コンポーネント兼用)×1系統、DVI-D×1系統
音声入出力入力×3系統、出力×1系統入力×2系統、出力×1系統
カラーグレイ/シルバー
消費電力530W305W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
1,212×98×726mm1,035×85×640mm
重量45kg28.5kg

□富士通ゼネラルのホームページ
http://www.fujitsugeneral.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.fujitsugeneral.co.jp/japanese/koho/0111/pds4233/pds4233.htm
□関連記事
【8月10日】富士通ゼネラル、新回路搭載の50型と42型プラズマディスプレイ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010810/fujige.htm

(2001年11月15日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.