日立、短焦点レンズ採用のモバイルプロジェクタ2機種

CP-X380SJ

12月17日より順次発売 標準価格：「CP-X380SJ」698,000円 　　　　　「CP-X275J」498,000円 連絡先：デジタルメディアグループ 　　　　Tel.04-5866-6305

　日立製作所株式会社は、短焦点レンズを搭載したA4ファイルサイズの液晶プロジェクタ「CP-X380SJ」を12月17日に発売する。価格は698,000円。同時に、B5ファイルサイズの「CP-X275J」も発表された。12月25日発売で、価格は498,000円。両モデルともリモコン、キャリングバッグが付属する。

■ CP-X380SJ

　パネル解像度1,024×768ドット、2,000ANSIルーメンの液晶プロジェクタ。外形寸法は298×228×76mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.2kg。

　レンズは手動ズームの短焦点タイプ。最短投影距離は、60型で1.8m、100型で3mとなっている。また、「静音モード」を搭載し、「気になる騒音レベルにも十分に配慮した」としている。なお、静音モード時の明るさは1,600ANSIルーメンとなる。

　また、スクイーズ収録のDVDビデオを元の信号に戻して再生する機能を搭載。加えて、4：3の信号受信時には、16：9スクリーンの縦方向からはみ出さないよう表示する「スモール4：3モード」も使用できる。コンポーネント入力は1080i/1035i/720p/480p/480iに対応し、NTSC、PAL、SECAMをサポートする。

　映像入力は、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統、アナログRGBを2系統搭載。本体には、キーストンボタンやUSB端子も装備する。また、画質調整用として色温度選択やガンマ選択機能も設けられている。

■ CP-X275J

　明るさ1,100ANSIルーメンを実現したB5ファイルサイズの液晶プロジェクタで、パネル解像度は1,024×768ドットとなっている。外形寸法は289×215×84mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.5kg。

　最短投影距離は60型で1.5m、100型で2.4m。CP-X380SJ同様、静音モードを搭載し、色温度選択やガンマ調節が可能。HDTVへの対応などビデオ入力はCP-X380SJと同等だが、アナログRGBは×1系統となる。また、USB端子も省略されている。

【主な仕様】

	CP-X380SJ	CP-X275J
液晶パネル	0.9型XGA×3 (1,024×768ドット×3)	0.7型XGA×3 (1,024×768ドット×3)
レンズ	F1.7～2.0	F2.0～2.3
ズーム	手動(1：1.2)
光源	200W UHB	150W UHB
明るさ	2,000ANSIルーメン	1,100ANSIルーメン
映像入力	コンポーネント×1系統 S映像×1系統 コンポジット×1系統 アナログRGB×2系統	コンポーネント×1系統 S映像×1系統 コンポジット×1系統 アナログRGB×1系統
制御端子	USB×1 15ピンミニD-sub×1	15ピンミニD-sub×1
消費電力	310W	240W
外形寸法 (幅×奥行き×高さ)	298×228×76mm	289×215×84mm
重量	3.2kg	2.5kg

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/1116/index.html
□CP-X380SJの製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/proj/lineup/cpx380sj/index.html
□CP-X275Jの製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/proj/lineup/cpx275j/index.html

(2001年11月16日)

[orimoto@impress.co.jp]