キャプチャボックスは、「PIX-MPTV/U1W」と「PIX-MPTV/U1M」で同じものを使用しており、付属のソフトが各OS対応版となっている。2000年10月下旬に発売した、MPEG-1/2対応のUSBキャプチャボックス「PIX-MPGCP/U1」と同サイズの同デザインの筐体に、ステレオ/音声多重TVチューナを搭載。ハードウェアエンコーダも、GlobeSpan製「iTVC12」から、「iTVC15」に変更された。 これにともない、キャプチャ解像度も720×480/352×480/480×480/640×480/352×240/320×240ドットの6種類に増加した。ビデオビットレートは、MPEG-1が0.5~2Mbps、MPEG-2が1~6Mbps、音声のサンプリング周波数は32/44.1/48kHzに対応する。また、ステレオ音声と、コンポジット映像の出力端子(専用AV出力ポート)も追加された。なお、デコードについては、Windows版はハードウェア、Macintosh版では独自のソフトウェアデコーダを使用する。 また、映像をアナログからデジタルに変換して後に、DNRフィルタでノイズ低減処理が行なえるようになった。これにより、映像のざらつきや、ちらつきを抑えた画質での録画が可能になった。なお、DNRフィルタは任意でオン、オフの切り替えができる。
TV視聴/録画ソフトは、Mac OS版、Windows版ともiEPG予約対応の「Pixe StationTV」。録画したMPEGファイルを自動登録できるほか、ボックスのAVポートからビデオ出力することもできる。Windows版では追っかけ再生も可能となっている。
また、MPEGキャプチャ/管理/編集アプリケーションとして、Windows版には「PixeDV/EX for MPEGキャプチャ」、Mac OS版には「PixeDV for Mac Ver2.0」が付属する。共通機能として、キャプチャボックスのアナログビデオ入力からのMPEG-1/2ハードウェアエンコード、MPEGファイルを直接劣化なしにトリミングできる「MPEGエディタ機能」を搭載。
さらに「PixeDV for Mac Ver2.0」のみ、DVカメラや、CDからの入力をサポート。そのほかにも、カット編集や、場面切り替え効果、タイトル、サウンドトラック、モーションテロップの挿入といった「動画編集機能」も備える。また、VRF(ビデオレコーディング)形式や、DVカメラ/DV形式の書出しなどにも対応している。 PixeDV for Mac Ver2.0では、QuickTime形式をサポート。QuickTime形式のファイルの読み込みに加え、QuickTimeリファレンスムービー形式でのプレイファイル作成などが可能。 【主な仕様】
http://www.pixela.co.jp/ □「PIX-MPTV/U1W」のニュースリリース http://www.pixela.co.jp/news/2001/1121a.htm □「PIX-MPTV/U1M」のニュースリリース http://www.pixela.co.jp/news/2001/1121b.htm □関連記事 【9月4日】ピクセラ、MPEG-1/2対応USBキャプチャボックス(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000904/pixela.htm (2001年11月21日)
[furukawa@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp