標準価格:98,000円
連絡先:アップルコールセンター アップルコンピュータ株式会社は、プロ用ビデオ編集ソフト「Final Cut Pro 3」を2002年1月下旬に発売する。価格は98,000円。対応OSはMac OS X v10.1.1とMac OS 9.2.2で、双方に対応したバージョンが1つのパッケージに収録されている。また、既存「Final Cut Pro」ユーザーには、2月上旬からアップグレードパッケージが提供される。アップグレードパッケージの価格は29,800円。 「Final Cut Pro 3」は、Macintosh用の動画編集ソフト。今回新たに、PowerPC G4の「Velocity Engine」に対応した「G4リアルタイムエフェクト」を搭載。デュアルストリーム、クロスディゾルブやタイトルの挿入、カラーコレクション(色補正)の処理をリアルタイムに実行可能になった。 また、編集用フォーマットとしてDV映像から変換して1GBあたり40分収録できる独自フォーマット「OfflineRT」を採用。「タイムコードが正確に記録された映像をPowerBookで持ち歩け、移動中や外出先でのオフライン編集ができる」としており、入出力はSD/HDに対応する。 色補正はプライマリ、セカンダリの設定が可能。適正放送範囲のチェックや、ゼブラストライプオーバーレイ、波形モニタ、ベクトルスコープモニタなどの色補正ツールを備えている。 そのほかにも、マイクからオーディオをタイムライン上に直接音声を取り込める「ボイスオーバーツール」や、「AfterEffects」/「VST」プラグインのサポート、トランジション用としてBoris製の3Dタイトル機能とCGM製エフェクト機能なども装備している。
□アップルのホームページ (2001年12月6日)
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