アイ・オー、映像/音声出力も可能なTVキャプチャカード －ハードウェアMPEG-2エンコーダ搭載

　株式会社アイ・オー・データ機器は、コンポジット/S映像出力も備えた、ハードウェアMPEG-2エンコーダ搭載TVキャプチャPCIカード「GV-MPG3TV/PCI」を12月下旬に発売する。標準価格は39,000円。OSは、Windows 98/98 SE/2000/Me/XPに対応する。

　GV-MPG3TV/PCIは、ハードウェアエンコーダ搭載し、外部出力端子から映像と音声を出力することも可能なTVキャプチャカード。キャプチャ解像度は、Full D1(720×480ドット)、Half D1(352×480ドット)の2種類は。映像ビットレートは、Full D1は4～10Mbps、Half D1は2～5Mbpsまで対応。可変ビットレート(VBR)もサポートする。音声サンプリング周波数は44.1/48kHz。なお、エンコードのみハードウェアで行なわれ、デコードはソフトウェアとなっている。

　搭載TVチューナはステレオ/音声多重に対応し、受信周波数はVHF 1～12ch、UHF 13～62ch、CATV C13～C63ch。入出力端子として、コンポジット入出力、Sビデオ入出力、外部ライン入出力(RCA×2)を各1系統備える。また、ワイヤレスリモコンが付属する。

　TV視聴/録画ソフトは、オリジナルの「mAgicTV」。追っかけ再生などのタイムシフト機能も搭載するほか、「mAgicガイド」(ADAMS-EPG＋、iEPG)でEPG予約も可能。さらに、外部からでもreserMailを使ってiモードや、Webサイトから録画予約できる。

　なお、「GV-MPG3TV/PCI」の外部出力端子から出力されるのは「mAgicTV」の画面のみで、それ以外のDVDプレーヤーソフトなどからの映像を出力することはできない。

　そのほかにも、DVDオーサリング機能をセットにしたビデオ編集ソフト「MediaStudio Pro 6.0 Power up kit + Go!DVD」や、DVD-RAMへのビデオレコーディング規格で書き込み/編集が行なえる「DVD-MovieAlbumSE for GV-MPG3TV/PCI 」がバンドルされる。なお、直接、DVD-RAMに録画することはできず、一度HDDに録画して変換を行なってから、DVD-RAMに書き込むことになる。

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200112/207b.htm

(2001年12月10日)

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