標準価格:オープンプライス
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エアーボードは、2000年12月に初代機が発売された、無線LANを使用した新コンセプトのインターネット液晶TV。2001年9月に機能やデザインはそのままに、Ethernet対応モデルが発売されたが、今回は1年ぶりに大幅な変更が加えられ第2世代機となった。 最も大きな変更点は液晶が10.4型TFTタッチパネルから、12.1型TFTタッチパネルに大型化したこと。輝度も従来機の2.5倍に向上させている。パネル解像度は800×600ドット。そのため、モニタ部の外形寸法も320×39×204mm(幅×奥行き×高さ)から、368×52×242mm(同)に、重量も約1.5kg(バッテリ込み)から、約2.1kg(同)に大型化している。
また、省電力設計と新設計の高容量バッテリの採用により、使用時間を従来機の2倍となる最大約2時間を実現した。さらに、モニタの充電を、ベースステーションに加えて、新たに付属するクレードルの両方で行えるようになった。なお、長時間バッテリなどは用意されない。
ベースステーションと、モニタ間の伝送には従来と同じIEEE 802.11bを採用。通信距離は屋内約30mとしている。映像の伝送も従来と同様でMPEG-2をベースにしており、映像のビットレートは最大5Mbps、伝送状態が悪くなると自動的に下げられる。 ベースステーションにはV.90モデムに加え、10Base-Tも搭載。さらに、ワイヤレスLANアクセスポイント機能も備え、最大15台のPCを接続できる。なお、ベースステーションから発信されている映像は、付属のモニタのみで再生可能で、PCなどから見ることはできない。 USB端子も新たに搭載し、対応プリンタを接続すれば、印刷ボタンを押すだけで画面のプリントアウトが行なえる。また、ワイヤレスLAN接続されたパソコンからも、ネットワークプリンタサーバーとして使用できる(Windows 2000/XPのみ)。 エアボードではTVの視聴のほか、Webブラウズ、Eメールの送受信が可能。文字入力方式には従来の予測入力機能に加え、ATOKが新たに搭載された。また、デジタルカメラの画像や、静止画として保存したテレビ放送画面などを、付属のタッチペンを使用して加工できる「お絵かき」機能も備える。加工した画像は、印刷、メールで送信も可能。「アルバム機能」では、JPEG、GIFなどに加え、MPEG-1も再生できるようになった。
□ソニーのホームページ (2001年12月12日)
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