ソニー、メモリースティックとUSBにも対応したビデオウォークマン


2002年2月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニー株式会社は、メモリースティックスロットとUSB端子を備えたビデオウォークマンの新製品「GV-D1000」を2002年2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後になる見込み。リモコン、USBケーブル、AV用のミニ→RCA変換ケーブルなどが付属する。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.5.1/8.6/9.0/9.1/9.2。ただし、Windows 98/98 SEではDV機能は非対応となる。

側面
 「GV-D1000」は、4型液晶モニタ、ステレオスピーカーなどを搭載したバッテリ駆動のMiniDVデッキ。DVテープを再生できるほか、メモリースティックへの動画・静止画保存、i.LINK(DV端子)/USB経由でのパソコンへの取り込み、DVカメラと接続しての編集作業などが行なえる。

 バッテリには「インフォリチウムMバッテリー」を採用し、再生時間は液晶モニタONで最大約5時間45分、OFFで最大約8時間40分。バッテリの充電は、本体に装着した状態で行なえる。

 最大の特徴は、本体にメモリースティックスロットとUSB端子を搭載したこと。DVテープ内や外部入力から任意のシーンを選び、MPEG-1に変換後、メモリースティックへ転送できる。MPEG-1の解像度は320×240/160×112ドット、記録時間は最大約15秒(320×240ドット時)、または最大約60秒(160×112ドット時)。外部入力端子を利用することで、ビデオデッキなどからのMPEG-1キャプチャが可能になる。

 また、静止画の保存も可能で、記録フォーマットはJPEG、解像度は640×480ドット。加えて、メモリースティック内の動画、静止画をGV-D1000で再生することも可能。再生可能な静止画は、1,360×1,024/1,152×864/640×480ドットの3種類。

 さらに、USB端子を経由して、メモリースティック内の動画や静止画をパソコンに送ることが可能。また、i.LINKでDVカメラとGV-D1000を、USBでGV-D1000とパソコンを接続すれば、i.LINK端子のないパソコンでも映像を取り込めるようになる。このときの取り込み時間はほぼリアルタイムとしている。また、DVテープの再生映像をパソコンでストリーミング再生できる。

 なお、USB経由でキャプチャしたファイルのフォーマットは、取り込みに使用したソフトに依存する。USBでの取り込み・編集ソフトとして「PIXELA ImageMixer Ver.1.0 for Sony」を同梱するが、同ソフトの場合、動画はMPEG-1、静止画はBMPとなる。

背面
 GV-D1000を再生機、DVカメラを録画機としてi.LINKで接続すれば、20ポイントまでのイン/アウトの設定が行なえる。また、GV-D1000単体での再生画像のデジタルズーム表示や、セピア、モノトーン、フラッシュモーションといったエフェクト再生もできる。

 入出力端子は、DV(4ピン)、USB(mini-B)、S映像入力、S映像出力(ミニDIN)、コンポジット/アナログ音声入力兼出力(ステレオミニ)、ヘッドフォン(ステレオミニ)、LANC(ステレオミニ)、マルチコネクタ(20ピン)。外形寸法は、148×133×65(幅×奥行き×高さ)、重量は880g。

 マルチコネクタには、同社のCCDカメラ「CCD-MC100」(標準価格65,000円)と、テレビチューナユニット「TGV-100」(同2万円)を装着することができる。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/GV-D1000/index.html

(2001年12月19日)

[orimoto@impress.co.jp]

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