三菱、ホームシアター用液晶プロジェクタ「LVP-01」
―クラス最高のコントラスト比600:1を実現


2002年2月1日発売

標準価格:398,000円

連絡先:京都製作所 営業部 PJ営業課
    Tel.075-958-3090

 三菱電機株式会社は、クラス最高となるコントラスト比600:1を実現したホームシアター用液晶プロジェクタ「LVP-L01」を2002年2月1日に発売する。価格は398,000円。月産台数は500台を予定している。

 LVP-L01は、0.7型800×600ドットTFT液晶パネルを3枚使用した液晶プロジェクタ。ホームシアター向けに開発された新光学系と、同社独自の暗部階調表現を実現するDLE回路(ダイナミックレベルエキスパンダー)を採用した。同社では、「LVP-L2000Vの画質を受け継ぎ、より高画質で安い価格設定とし、映画ファンも楽しめるモデル」と位置づけている。

 液晶層を平坦にして黒浮きを改善した新低電圧液晶パネルを搭載。さらに、先行機種よりも平行度を増した新光学系により、コントラスト比600:1を実現した。また、液晶パネルの水平方向、垂直方向、信号レベルの3ディメンジョン(3D)を検出し、画面の220ポイント毎に異なるガンマ特性を補正することで、適正なホワイトバランスを再現するという。

 ファンノイズも、先行機種LVP-L2000Vに比べて半分以下の33dBに低減。また、同社と米Microsoft、エプソンの3社が共同で仕様を策定した、標準色再現規格「sRGB」対応モードも搭載した。

 レンズはマニュアルズームレンズで、4:3の80型の投射距離は3.0~3.6m、16:9の80型では3.3~3.9mとなっている。

    【主な仕様】
  • 液晶パネル:0.7型800×600ドットTFT液晶パネル3枚
  • 総画素数:1,440,000画素
  • 投射画面サイズ:30~300型
  • 光源ランプ:120W
  • 光出力:700ANSIルーメン
  • 対応ビデオ信号:NTSC/NTSC4.43/PAL/SECAM/PAL-M/PAL-N/PAL-60
           480i、480p、625p、1080i、720p
  • PC最大表示解像度:1,280×1,024ドット
  • ビデオ入力時水平解像度:540TV本
  • 入力端子:アナログRGB/色差兼用(ミニD-Sub15ピン)×1、コンポジット×1、S映像×1、D4端子×1
  • 通信端子:RS-232C×1
  • 脚部調整上向き角度:0°~7°
  • 消費電力:180W
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):237×315×106mm
  • 質量2.9Kg
□三菱電機のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2001/1219-b.htm
□製品情報
http://www.melco.co.jp/home/projector/
□関連記事
【3月16日】三菱、40万円台のDLPフロントプロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010316/mitsu.htm

(2001年12月20日)

[furukawa@impress.co.jp]

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