デノン、フラッグシップAVアンプ「A1SE」を有償バージョンアップ
―THX Ultra 2やDTS 96/24などに対応、A11SR相当に


2002年1月21日より受け付け開始

アップグレード料金:65,000円(AVC-A1SE)
          6万円(AVC-A1SEA、AACアップグレード対応品)

連絡先:宣伝部
    Tel.03-3837-8915


AVC-A1SE

 株式会社デノンは、同社のフラッグシップAVアンプ「AVC-A1SEA」および「AVC-A1SE」を12月発売の「AVC-A11SR」相当の機能にする有償アップグレードサービスを実施する。これにより、THX Ultra 2、DTS-ESなどのデコード機能が追加される。価格は、AVC-A1SEからのアップグレードが65,000円、AVC-A1SEA、またはAVC-A1SEのMPEG-AAC対応品からのアップグレードが6万円となっている。

 受け付け開始は2002年1月21日からで、サービスは2002年2月初旬より開始。購入した販売店や同社のサービスセンターにて受け付ける予定で、出張サービスは実施されない。

 このアップグレードにより、以下のフォーマットの再生が可能になる。

  • THX Ultra 2
  • DTS 96/24
  • DTS-ES+THX
  • ドルビーデジタルサラウンドEX
  • MPEG-AAC
  • ドルビープロロジック II
  • ドルビーヘッドフォン
 また、将来対応機器が発売予定の専用端子「DENON Link」も追加される。これは専用ケーブル1本でマルチチャンネルのデジタル伝送が可能になるというもの。さらに最大4系統の同軸デジタル入力端子による、PCM信号のマルチチャンネル入力にも対応する。

デジタルボード部

 このほか、アップグレードとともにアナログデバイセズ製DSP「SHARC」を採用。A/D、D/Aの両コンバータも変更され、192kHz/24bitでの処理が可能になる。さらに、サブウーファのクロスオーバー周波数切り替え機能、オーディオディレイ機能が追加されたほか、マスターボリュームが-70dBまで対応する。

 AVC-A1SEは、THX Ultra規格対応の7.1ch AVアンプ。今年3月にはMPEG-AACデコーダを追加した「AVC-A1SEA」(405,000円)も発売されている。

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/n_a1se_verup.html
□AVC-A1SEAの製品情報
http://denon.jp/products/AVCA1SE.html
□関連記事
【10月22日】デノン、THX ultra2に準拠したAVアンプ
―DTS EX+THXや、DTS 96/24にも対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011022/denon.htm
□【3月5日】デンオン、AVアンプのフラッグシップモデルにAACデコーダ内蔵タイプ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010305/denon2.htm

(2001年12月25日)

[orimoto@impress.co.jp]

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