ミノルタ、MDプレーヤーサイズのフルフラットデジタルカメラ
―光学3倍ズームで厚さ20mm、世界最小・最軽量・最薄


2月6日発売

標準価格:72,000円

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 ミノルタ株式会社は、クラス最小・最軽量、最薄型を実現した有効196万画素光学3倍ズームデジタルカメラ「Dimage X(ディマージュエックス)」を2月6日に発売する。価格は72,000円。パソコンとはUSB 1.1で接続し、OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.2.1とMac OS X 10.1に対応する。

 Dimage Xは、外形寸法84.5×20×72mm(幅×奥行き×高さ)、重量約135g(本体のみ)の光学3倍ズーム機。ポータブルMDプレーヤーとほぼ同じ大きさで、同社ではクラス最小・最軽量としている。ボディは4面とも金属製で、アルミ合金とステンレスのデュアルメタルを採用。

 CCDは1/2.7型有効196万画素で、カラーフィルタは補色系。ボディは4面とも金属製となっている。記録メディアはSDメモリーカード/MMC、電源には専用リチウムイオン電池を使用する。

背面 側面 SDメモリカードとバッテリ取り出し口

 最大の特徴は、ズームレンズに縦配置の屈折光学系を用いたこと。8群9枚のレンズ鏡筒を本体右側に設置し、CCDをその下に置いている。ズーム時の駆動動作を本体内だけで行なえるため、クラス最薄のフルフラットボディを実現したという。また、沈胴式のようなレンズの繰り出しが不要になり、起動時の高速化も可能となった。撮影スタンバイまでの時間は、世界最速の約1.8秒。

 画像処理系には、独自の「CxProcess」を採用している。これは「コントラスト」、「ハイライトの抜け」、「暗部描写」、「色の鮮やかさ」、「ノイズ」、「解像感」の6つの要素を重点的にコントロールするもので、「透明感ある優れた画質と、記憶直に近い色を再現する」としている。

レンズ部のカットモデル 縦配置の屈折光学系の採用で薄型ボディでのインナーズームを実現している 金属製のネックストラップと、専用本革ケースも用意

 また、最大35秒の音声付き動画も記録できる。ファイル形式はMotion JPEGで、解像度は320×240ドット、フレームレートは15fps。加えて、撮影画像に15秒までの音声メモを記録できる「ボイスメモ機能」、最大90秒の「ボイスレコーディング機能」も搭載している。

【主な仕様】
撮像素子1/2.7型有効196万画素CCD(補色フィルタ)
撮像感度ISO 100~200相当(オート)
レンズ37~111mm相当(35mm判換算)
F2.8~3.6
静止画解像度1,600×1,200/1,280×960/640×480ドット
シャッター速度2~1/1,000秒
動画解像度320×240ドット
動画記録時間最大35秒
液晶モニタ1.5型TFT
電源専用リチウムイオン
撮影可能コマ数約120コマ(液晶ON時)
約190コマ(液晶OFF時)
外形寸法84.5×20×72mm(幅×奥行き×高さ)
重量約135g(本体のみ)

□ミノルタのホームページ
http://www.minolta.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/press02/dp/02-01-09_j.html

(2002年1月9日)

[orimoto@impress.co.jp]

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