日立、DVD-RAM/Rドライブ搭載の「Pius Deck」新ラインナップ

Prius Deck 770B

1月26日より順次発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：FLORA安心コールセンター 　　　　　Tel.0120-8855-96

　株式会社日立製作所は、DVD-RAM/RドライブとCD-R/RWドライブ、TVキャプチャカードを搭載したデスクトップPC「Prius Deck 770B」シリーズを発売する。ラインナップは、Pentium 4 1.7GHz搭載の最上位モデル「770B5SV」と、Athlon 1.3GHz搭載の「770B5SVE」、Pentium 4 1.6GHz搭載の「770B5SW」の3モデル。発売時期は、770B5SVと770B5SVEが1月26日、770BS5SWが2月上旬を予定している。

　価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は770B5SVが30万円前後、770B5SVEが26万円前後、770B5SWが25万円前後になると見られる。

　全機種とも、15型のスーパーピュアカラー液晶ディスプレイを採用。解像度は1,024×768ドットで、視野角は上下左右170°。スピーカーもディスプレイに内蔵する。また、テレビのチャンネル切り替えなどを行なうリモコンが付属。OSは、Windows XP Home Editionで、Office XP Personalもバンドルする。

■ PriusDeck 770B5SV

　Pentium 4 1.7GHz搭載の最上位機種で、DVD-RAM/RドライブとCD-R/RWドライブのツインドライブを採用している。標準搭載のメモリは512MB(最大1,024MB)で、HDDは80GB。チップセットはIntel 845、ビデオチップはATI RADEN VE(16MB)を採用する。なお、このモデルのみ、液晶ディスプレイにRFモジュールを内蔵し、キーボードとマウスがワイヤレス接続となる。

　DVD-RAM/Rドライブは、DVD-RAMが読み込み/書き込み2倍速、DVD-Rが書き込み標準速。DVD-ROM読み込み時は最大8倍速となっている。CD-R/RWドライブの書き込み速度は、CD-Rが最大24倍速で、CD-RWが最大12倍速。

　インターフェイスは、Type2 PCカードスロット×2、SDカードスロット×1、IEEE 1394×3、100Base-TX対応Ethernet。さらに、S映像入力、TVチューナ端子、光デジタル端子なども装備する。USB 1.1コネクタは、本体前面、背面、ディスプレイに2つづつ搭載。

　付属ソフトは「MotionDV STUDIO」、「DVDit! LE」、「DVD-Movie Album SE」など。本体サイズは105×339×367mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.2kg。

■ PriusDeck 770B5SVE

　Athlon 1.3GHzを搭載する中位モデルで、512MBのメモリと60GBのHDDを搭載。チップセットはS3 Savage 4内蔵のVIA KL-133Aを採用している。

　その他の仕様は770B5SVとほぼ同じで、DVD-RAM/RドライブとCD-R/RWドライブも搭載している。ただし、IEEE 1394が2ポートとなるほか、キーボードとマウスがワイヤードタイプとなる。

■ PriusDeck 770B5SW

　CPUにPentium 4 1.6GHzを採用し、ドライブをDVD-ROMドライブとCD-R/RWドライブのツインドライブとしたモデル。 チップセットはIntel 845、ビデオチップはATI RADEON VE。メモリは標準256MB(最大1,024MB)で、HDDは80GBを搭載する。DVD-ROMドライブの読み込み速度は最大16倍速。CD-R/RWドライブの書き込み速度は、CD-Rが最大24倍速で、CD-RWが最大12倍速。

　その他の仕様は770B5SVとほぼ同じだが、キーボードとマウスはワイヤード接続となる。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0116/index.html
□関連記事
【2001年10月23日】日立、MPEG-2エンコーダとDVD-RAM/R搭載「Prius Deck」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011023/hitachi.htm

(2002年1月16日)

[orimoto@impress.co.jp]