SC-SV1は、アンプ、FM/AMチューナ、CDプレーヤー、MDレコーダで構成する本体部と、フルレンジスピーカー2個、サブウーファ1個を組み合わせたシステムコンポ。MDレコーダ部はMDLPのほか、USB経由の高速転送規格「Net MD」にも対応している。 また、PC用ソフト転送ソフトとして、株式会社ジャストシステムのNet MD対応版「Beat Jam」が付属する。通常のBeatJamにはないMD向けの機能として、PC側とMD側を並べて表示するダブルウインドウを搭載するほか、漢字表示非対応のMDプレーヤーのために、漢字やひらがなのタイトルをカタカナに変換する機能を標準装備する。タイトル情報をインターネット経由で取得できる「CDDB2」にも対応。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XPで、Net MD対応版の単体発売の予定はない。 本体部は、横置きのほか縦置きも可能。設置方向に応じて、液晶画面の向きも切り替わる。外形寸法は135.0×342.2×298.0mm(縦置き時)。CD部のDAコンバータには1ビットのMASHを使用している。 アンプの最大出力はフロントが5W×2ch、サブウーファが16W。フロントスピーカーは密閉型で、ユニットには65mmのコーン型を採用している。さらに、高域水平方向の音圧を向上させるというワイドプレゼンス(高域拡散板)を装備しており、「近くで聴いても広がり感豊かなステレオサウンドを満喫できる」としている。なお、フロントスピーカーのスタンドは取り外しが可能。 Net MDは、PC内の音楽データをUSB経由でMDに転送する規格。著作権保護技術にOpen MGを採用し、音楽配信サイトからダウンロードした楽曲もMDに転送できる。3分の音楽データを約10秒で転送可能で、転送済みのMDは通常のMDプレーヤで再生できる。なおSC-SV1は、松下電器産業としては初めてNet MDに対応した製品となる。 なお今回も、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」で、SC-SV1のモニタ販売を行なう予定。
【主な仕様】
□松下電器産業のホームページ (2002年1月16日) [orimoto@impress.co.jp] |
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