ビクター、単品モデルのDDスピーカー2.1chシステム


2月下旬発売

標準価格:75,000円

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 日本ビクター株式会社は、同社が開発したDDスピーカー(DIRECT DRIVE STICK SPEAKER)の2.1chシステム「SX-DD3」(愛称:aosis)を2月下旬に発売する。価格は75,000円。

 DDスピーカーは、円形に近い指向特性により、聴く場所を選ばない音場空間と明快な音像定位を実現する」(同社)というスピーカーユニット。これまでシステムコンポ「aosis」シリーズに採用されていたが、今回単品のDDスピーカーを採用したサテライトスピーカーと、サブウーファを組み合わせた2.1chスピーカーシステムとして発売するもの。

 サテライトのDDスピーカーには、高分子ポリミイド樹脂を採用したユニットを新開発し、剛性を1.3倍に、再生周波数帯域を約2倍の50kHzに拡大。さらに高耐熱性ボイスコイルや亜鉛ダイキャストフレームを採用して、最大入力は従来比約2倍の50Wに対応。そのほかにも「新サスペンション」によりユニット自身のぶれを吸収することで、低域部の振幅による歪みを低減。また、新たに防磁対応設計を行なっている。

 サブウーファ、60Wアンプ内蔵のアクティブ方式。ネットワークも内蔵しており、DDスピーカーはサブウーファに接続。クロスオーバー周波数は230Hzで、50W以上の入力を抑制する保護回路も搭載している。

 サブウーファのユニットには8層巻きボイスコイルを採用した17cmユニットを搭載し、RCA入力端子も備えて単体のサブウーファとしても機能する。

 エンクロージャはサテライト、サブウーファともに心材に椿を使用して、新開発の成型技術で円筒形にした合板を採用。表面にはヨーロピアンチェリーをカバーした突き板仕上げを施している。

DDスピーカー採用のサテライト部 サテライトのカットモデル サテライトのターミナル部

DDスピーカーユニット サブウーファ サブウーファの背面部

【主な仕様】

■サテライトスピーカー部
使用スピーカーユニット 9.5cm×1.0cm、防磁型ドームスピーカー
(DDスピーカー)
再生周波数帯域 230Hz~50kHz
出力音圧レベル 80dB/W・m
最大入力 50W(保護回路搭載)
定格入力 12.5W
定格インピーダンス
最大外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
125×123×331mm
質量 約0.85kg(1本・本体)
■サブウーファ部
アンプ部 実用最大出力(EIAJ) 60W(10%THD、100Hz、4Ω)
消費電力 39W
入力端子 スピーカー入力
(High Level)
スピーカー端子 L/R
補助入力(Low Level) RCAピン L(MONO)/R
入力インピーダンス 6Ω(High Level、SX-XDD3接続時)
/50KΩ(Low Level)
出力端子 スピーカー端子 L/R
使用スピーカーユニット 17.0cm、コーン型、防磁型
再生周波数帯域 30Hz~230Hz
最大外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
264×372×340mm
質量 9.9kg(1台・本体)

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/hifi/SX-DD3.html

(2002年1月17日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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