ソニー、Net MD対応の卓上HDDオーディオシステム

2月発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.0570-00-3311 　　　　　Tel.03-5448-3311(携帯電話、PHS用)

　ソニーマーケティング株式会社は、6GB HDDとMGメモリースティックスロットを搭載したオーディオシステム「DAN-Z1」を2月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は73,000円前後になる見込み。

　「DAN-Z1」は、6GB HDD、CDプレーヤー、MGメモリースティックスロット、2.5W×2chのデジタルアンプ、卓上スタンドつきフルレンジスピーカー×2個などで構成するシステム。本体デザインとスピーカー以外は、2001年11月発売のパイオニア製「X-HD1」とほぼ同じ仕様となる。ただしNet MD機器への出力に正式対応しているのが特徴。

　CDからHDD、またはHDDからMGメモリースティックへの音声記録が可能。CDからHDDへは最大8倍速で記録でき、フォーマットはATRAC3。記録ビットレートは132kbpsと105kbpsの2種類で、HDDには132kbps時に約88時間、105kbps時に約110時間を記録できる。

　また、HDD内に音楽CD約8万枚のタイトルデータベースを内蔵するほか、CDテキストもサポートする。本体の液晶ディスプレイは、漢字表示にも対応している。

　出力端子として、ラインアウト1系統のほか、「ウォークマン端子」と呼ぶUSB端子を搭載。Net MD対応MDレコーダやネットワークウォークマン、バイオミュージッククリップへのチェックアウトが行なえる。

　対応機器は、Net MD対応レコーダがMZ-N1、LAM-1/Z1、ネットワークウォークマンがNW-MS7/MS9/MS11/E3/E5/E7/E8P/E10、バイオミュージッククリップがMC-S25/S50/HP1/P10/P11W。また、メモリースティックに記録した静止画や、ICレコーダのデータをHDDに記録することもできる。

　同梱スピーカーはバスレフ型で、ユニットは39mmコーンのフルレンジ。本体の外形寸法は、約130×110×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.2kg。スピーカーは1つで約80×80×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量約380gとなっている。

【主な仕様】

本体部	HDD容量	6GB
	HDD最大録音時間	約88時間(132kbps時) 約110時間(105kbps時)
	実用最大出力	2.5W×2ch(3Ω)
	入力端子	AUX IN×1系統(光デジタル/アナログ兼用)
	出力端子	USB、LINE OUT×1系統(アナログ)、ヘッドフォン
	消費電力	14W(待機時1W以下)
	外形寸法	約130×110×130mm(幅×奥行き×高さ)
	重量	約1.1kg
スピーカー部	形式	バスレフ型
	使用ユニット	39mmコーン型
	インピーダンス	3Ω
	外形寸法	約80×80×175mm(幅×奥行き×高さ)
	重量	約380g

□ソニーマーケティングのホームページ(Sony Drive)
http://www.sony.co.jp/sd/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/soundgate/DAN_Z1/
□関連記事
【2001年10月23日】パイオニア、メモリースティック/HDD内蔵オーディオシステム
―HDD 6GB、ATARC3で最大110時間録音
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011023/pioneer.htm

(2002年1月22日)

[orimoto@impress.co.jp]