●赤外線ワイヤレスヘッドホン「HP-W150SU/W100」
WOWとは、米SRS Labsが開発した、ステレオ信号を自然な立体音場化する「SRS技術」、パイプオルガンの重低音再生技法を電気的に応用し重低音を再生する「TruBass技術」、音像を縦方向に移動させ楽器や声の輪郭を明確にする「FOCUS」技術を融合させた音質改善技術。 この回路により、「あたかも劇場のような立体音場空間の中で、迫力の重低音&高音質再生が楽しめる」としている。なお、低音再生に適した「TruBass」モードへの切り替えや、「WOW」効果のレベルも調整できる。 ヘッドホン(レシーバ)部の仕様は、HP-W150SUとHP-W100で共通しており、HP-W150SUのトランスミッタを使用すれば、HP-W100のヘッドホンでWOW回路を通した音を聞くことができる。ヘッドホンのドライバには、口径30mmの高磁力ドライバユニットを採用し、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。赤外線の到達距離は正面約7m、有効角度は約90度となっている。 電源はニッケル水素電池を内蔵しており、トランスミッタに置くだけで充電できる。フル充電時間は24時間で、約35時間の駆動が可能。また、ヘッドホンを装着すると電源ON、はずすとOFFになる「オートパワーON/OFF機能」や、受信エリア外に出てノイズが発生すると自動的に音量を下げる「オートミューティング機能」も装備している。トランスミッタの音声入力は、ステレオミニジャック。 なお、ほとんどの赤外線ヘッドホンでは、同じ搬送周波数を使用しており、同社の「HP-W300RS」で受信できるほか、他社の赤外線ヘッドホンのレシーバで受信できる可能性も高い。
●SRS HEADPHONE回路内蔵ワイヤードヘッドホン「HP-SU700」
SRS HEADPHONEは、SRS Labsが開発したヘッドホン専用の立体音場技術。「頭蓋内定位を解消し、違和感の無い自然な音の拡がり感を得ることができる」としている。 HP-SU700は、電源は単3電池2本を使用し、アルカリ電池使用時で約140時間の駆動が可能。サラウンドレベルが調整できるほか、ボリュームも搭載している。 また、40mmの高磁力ドライバを採用しており、再生周波数帯域は18Hz~22,000Hz。ケーブルは片出しで、長さは5m。プラグは金メッキのステレオミニプラグとなっている。重量は280g(電池含み)。
【主な仕様】
□日本ビクターのホームページ (2002年1月30日)
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