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カスタム・テクノロジー、CCE-Lite Ver.2.64を2月4日から販売
―ビデオCDやPremiere 6.0に対応、価格も5,000円値下げ
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2月1日より順次発売
オンライン販売価格:19,800円
連絡先:カスタム・テクノロジー
Tel.045-472-9060
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カスタム・テクノロジー株式会社は、MPEG-1/2ソフトウェアエンコーダ「Cinema Craft Encoder Lite(CCE-Lite)」の新バージョン(Ver.2.64)を2月4日からオンライン販売すると発表した。
販売ページは富士ソフトABC株式会社のFSI Online Shopで、販売価格は19,800円。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0 SP4以降/2000/XPとなっている。なお、旧バージョン(Ver.2.62)は24,800円で販売されており、実質上の値下げとなる。
また、正規ユーザー向けのVer.2.64アップデート版も同社のダウンロードページで公開された。ダウンロードには同社発行のユーザー名とパスワードが必要になる。
Ver.2.64での変更点は次の通り。
- ビデオCD、SVCDに対応
- Premiere 6.0に対応
- デュアルCPU使用時のパフォーマンスを向上
- DirectShowを使用せず、単独での動作が可能になった
- コマンドラインパラメータを取得できるようになった
- frameserverに対応
- AVIファイルとQuickTimeファイルの読み込み時にあった不具合を解消
- オーディオのサンプリングレート変換にあった問題を解消
CCE-Liteは、同社の「Cinema Craft Encoder(CCE)」シリーズの機能制限版。出力は固定ビットレート(CBR)で、ビットレートは最大15Mbps。23.98から60fpsまでのフレームレートに対応している。音声はサンプリングレート32/44.1/48kHz(16bit)をサポートする。
CCEシリーズは、独自アルゴリズムの動き検出よる高品位な動き検出をはじめ、自動シーンチェンジ機能、最適化されたプログラムによる高速処理、シーン先頭のプリエンコードなどを特徴としたソフトウェアMPEG-2エンコーダ。現在、「CCE-Pro」、「CCE-SP」、「CCE-Lite」の3種類をラインナップしており、CCE-ProはPCシステム一式での販売となる。
Cinema Craft Encoderシリーズの主な仕様 |
| Pro | SP | Lite |
エンコード | CBR、VBR(ワンパス/マルチパス) | CBR |
出力解像度 | 720×480ドット | 720×576/360×288ドット |
フレームレート | 29.97fps | 23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60fps |
映像ビットレート | 平均 (CBR/VBR) | 2Mbps~12Mbps | 500kbps~15Mbps (LiteはVBR不可) |
最小~最大 (VBR) | 0Mbps~12Mbps | 0Mbps~15Mbps | ― |
アスペクト比 | 4:3/16:9 |
GOP構成 | I、Pフレーム間隔 | 1~3 | 3 |
Iフレーム間隔 | 1~15 | 15 |
GOPサイズ | 1~15 | 15 |
音声出力フォーマット | MPEG-1 Layer 2、WAV、AIFF、RawPCM | MPEG-1 Layer 2、WAV、AIFF |
サンプリング周波数 | 32、44.1、48kHz |
量子化ビット数 | 16bit |
音声ビットレート | 64/96/112/128/160/192/224/256/320/384kbps (MPEG Audioのみ選択可) |
□カスタム・テクノロジーのホームページ
http://www.ctech.co.jp/
□Cinema Craft Encoderのホームページ
http://www.cinemacraft.com/jpn/home.html □Cinema Craft Encoder Liteの販売ページ
http://shop.fsi.co.jp/download/ctech/ccel/ccel.htm
□Cinema Craft Encoder Lite Ver.2.64のダウンロード
http://www.cinemacraft.com/jpn/download.html □Cinema Craft Encoder Liteの製品情報
http://www.cinemacraft.com/jpn/ccelite.html
(2002年2月1日)
[orimoto@impress.co.jp]
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