MN19EV59042は、携帯電話向けのMPEG-4ビデオデコーダLSI。従来50mWだった消費電力を11.1mWに低減し、より長時間の動画コンテンツの閲覧が可能になったとしている。アーキテクチャの最適化やクロックゲーティング技術のみで低消費電力化を行なっており、混載DRAMや電圧ホッピング技術などのプロセス依存技術は使用していない。このため、同社製の他のマルチメディア処理チップとスムーズに組み合わせられるという。 また、W-CDMA端末などで用いられる「MPEG-4シンプルプロファイル」のレベル1の伸張処理に準拠。解像度はQCIF(176×114ドット)、フレームレートは15fps。 動作周波数は従来比2分の1の27MHz(一部54MHz)。フレームメモリも16分の1に削減し、896Kbitでの伸張・表示処理を実現した。このため、0.18μmCMOSプロセスでもフレームメモリのパッケージへの内蔵を可能にした。パッケージサイズは11×11mm。
□松下電器産業のホームページ (2002年2月5日) [orimoto@impress.co.jp] |
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