MD-ST700の最大の特徴は、本体上面にやわらかいイメージの丸型のモチーフ、底面にシャープなイメージのひし形のモチーフを配した「両面デザイン」を採用したこと。シルバー、ブルー、ピンク、コバルトの4色をラインナップし、スケルトン素材を使用した充電スタンドと、縦型の液晶リモコンが付属する。 電源は付属のニッケル水素充電池に加え、単3電池ケースにより単3電池1本を併用できる。また、ATRAC LSIに、0.18μmプロセスの再生第5世代LSIを搭載したほか、ディスクの高速回転化によるシステム消費電力を低減。ニッケル水素充電池と、高容量アルカリ単3乾電池1本の併用で、約155時間の再生を可能とした(LP4モード時)。 音質面では、アンプ回路に、コンポなどに搭載されている+/-電源オーディオ回路を採用。音質劣化につながる出力コンデンサを省いている。また、音量調整用として、アナログアッテネータ回路を使用し、「小音量でもDACや、ATRACの性能をフルに引き出せる」としている。周波数特性は、20~20,000Hz(±3dB)、実用最大出力は5mW×2(32Ω)。また、デジタル方式の重低音再生「X-BASS」も備えている。 本体の外形寸法は、部品点数の削減および主要部品の集約化を図ったことで、74.3×80.5×16.8mm(幅×奥行き×高さ)、質量約100g(充電池含む)となっている。また、16Mbit DRAMを内蔵し、最大約160秒(LP4時)の「音飛びガードメモリー」も備えている。 本体にはLEDの点滅回数で、再生中の曲の録音モードが確認できる「MDLP ナビ」機能も装備。このLEDは、充電時や操作内容に応じて様々なパターンで点滅する。ディスクのイジェクト機構には、オープンボタンをスライドすると、蓋が開くとともにディスクが自動的に出てくる「ワンタッチイジェクト機構」を採用している。
再生機能としては、各曲を約5秒間ずつ再生する「イントロ再生」、ランダム再生、ランダムリピート、全曲/1曲リピート再生などが可能。液晶リモコンには、グループ再生の設定や再生したいグループの選択が簡単にできる「GROUP専用キー」も搭載する。なお、漢字表示には対応していない。 【連続使用時間】
□シャープのホームページ (2002年2月6日)
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