松下、SDスロット搭載小型DVカメラの上位モデル
―SDカードへのMPEG-4録画が可能、可動式フラッシュも搭載


4月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、SDメモリーカードへのMPEG-4記録が可能なDVカメラ「NV-GX7K」を4月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後になる見込み。製品には、バッテリパック、8MB SDメモリーカード、フリースタイルリモコン、ワイヤレスリモコンなどが付属する。

 NV-GX7Kは、総画素数133万画素CCDと光学10倍ズームレンズを搭載したDVカメラ。2月20日発売予定の「NV-GS5K」の上位機種にあたり、CCDがGS5Kの68万画素から113万画素にスペックアップしている。従来比80%というコンパクトなボディや、SDメモリーカードへの静止画記録、静止画のUSB 2.0転送といった特徴は継承。静止画の記録解像度は1,280×960ドット、または640×480ドット。

 CCD以外の主な違いは、SDメモリーカードへのMPEG-4記録が可能になったこと。また、鏡筒を軸に回転し、縦方向、横方向のどちらでも上から発光するよう調節できる「フリーアングルフラッシュ」や、グリップとストラップを兼用できる「マジックストラップ」、手元で撮影スタート/ストップ、ズームなどの操作ができる「フリースタイルリモコン」も新採用している。

 MPEG-4の記録解像度は176×144ドットで、音声はモノラル。記録モードとしてファインとノーマルの2種類を選択でき、512MBのSDメモリーカードを使用した場合、ファインで最大約3時間17分、ノーマルで最大約10時間30分の記録ができる。また、音声のみをSDメモリーカードに記録する「ボイスレコーダー」機能も搭載し、約34時間30分の記録が可能(512MB時)。

 レンズは光学10倍のライカディコマーレンズ。8面マルチコートを施し、「味わい深い描写力が可能になった」としている。付属バッテリによる連続撮影時間は、ファインダ使用時が約2時間10分、液晶モニタ使用時が約1時間45分となっている。

 外形寸法は71×129×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約540g。各寸法ともGS5Kより3~5mm程度大きく、重量は70gほど増加している。

主な仕様
CCD総画素数133万(動画69万、静止画123万)
レンズ光学10倍ズーム、F1.8、f=3.55~35.5mm
静止画解像度1,280×960/640×480ドット
MPEG-4解像度176×144ドット
液晶モニタ2.5型
入出力i.LINK(DV)入出力、S映像入出力、コンポジット入出力、USB 2.0/編集ミニシステム端子、デジタル静止画出力
外形寸法71×129×93mm(幅×奥行き×高さ)
重量約540g(本体のみ)

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020212-2/jn020212-2.html
□関連記事
【1月7日】松下、SDスロットを搭載したコンパクト横型DVカメラ
―実売11万円のオールインワンパッケージ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020107/pana.htm

(2002年2月12日)

[orimoto@impress.co.jp]

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