ソニー、BluetoothやUSB接続対応のDVカメラ3機種
―Digital8とHi8の新製品も同時発売


3月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、DVカメラ「DCR-TRV50」、「DCR-TRV27」、「DCR-TRV18K」の3機種を3月1日に発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格はTRV50が17万円前後、TRV27が14万円前後、TRV18Kが11万円前後になる見込み。

 あわせて、Digital8(デジタルエイト)方式の「DCR-TRV240K」、Hi8(ハイエイト)方式の「CCD-TRV96K」も同日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はTRV240Kが7万円前後、TRV96Kが5万円前後になると見られる。

型名記録方式発売日店頭予想価格
DCR-TRV50DV3月1日17万円前後
DCR-TRV2714万円前後
DCR-TRV18K11万円前後
DCR-TRV240KDigital87万円前後
CCD-TRV96KHi85万円前後


■ DCR-TRV50

DCR-TRV50

 1/4型155万画素CCDを搭載した横型のDVカメラ。レンズには、カールツァイス製の光学10倍ズームレンズを採用し、メモリースティックへの静止画および動画(MPEG-1)記録にも対応している。さらに、Bluetooth機能を搭載し、別売のモデムアダプタ「BTA-NW1」によるインターネット接続も可能。液晶モニタはタッチパネル式の3.5型で、アクセサリキット「ACCKIT-QMM5」(29,000円)は別売となっている。外形寸法は72×168×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約700g(本体のみ)。

 バッテリはインフォリチウムMシリーズに対応。アクセサリキット標準添付のバッテリ「NP-FM50」を使用した場合、液晶モニタOFFで約2時間25分、液晶モニタONで約1時間45分の連続撮影が行なえる。また、AD変換には14ビットDXP(Digital eXtended Processor)を採用し、「デジタルノイズの大幅な減少や、ダイナミックレンジの拡大を実現した」としている。

 静止画の記録解像度は、1,360×1,020ドットと640×480ドット。プリフラッシュ調光機能搭載のポップアップフラッシュも装備するほか、ホログラフィックAF、ブラケット撮影も行なえる。また、テープ撮影中でも、フォトボタンを押すだけで、メモリースティックへの静止画記録(640×480ドット)が可能。

 Bluetooth機能は、PCカード型PHS用の「BTA-NWP」(4月25日発売、22,000円)と、BTA-NWP専用のモデムカード「BTA-NW1」(33,000円)と組み合わせることで使用できる。また、au C413SといったBluetooth機能を内蔵した携帯電話も対応している。インターネットへ接続でき、動画や静止画を添付したメールの送信や、Webブラウズ、専用アルバムサイトへの動画および静止画のアップロードが行なえる。文字変換プログラムには学習機能付きの「POBox」を採用し、「使えば使うほどスムーズに入力できる」としている。

 また、別売のPC接続キット「DPCK-US20」を使用することで、PCへのUSBケーブルによる静止画、MPEG-1フォーマットの転送が可能になる。さらにテープ再生映像のPC出力機能「USBストリーミング機能」も搭載しており、テープ再生映像をほぼリアルタイムに出力できるという。また、USB接続時には、PCカメラとしての使用も可能になる。


■ DCR-TRV27

DCR-TRV27

 1/4.7型107万画素CCDを採用する横型モデルで、TRV50とのCCD以外の大きな違いは、Bluetooth機能と内蔵ストロボを搭載していないこと。メモリースティックスロットやUSBストリーミング機能はサポートしている。また、TRV50と同じアクセサリキットを使用可能。

 静止画記録解像度は1,152×864/640×480ドットで、レンズはカールツァイス製の光学10倍ズーム。NP-FM50使用時の連続録画時間は約2時間25分(液晶モニタOFF時)となっている。外形寸法は76×163×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約660g。


■ DCR-TRV18K

DCR-TRV18K

 1/4型68万画素CCDを採用したベーシックモデル。Bluetoothは搭載しないが、メモリースティックスロットへの動画・静止画記録や、USBストリーミング機能には対応している。また、液晶モニタが2.5型と小型になっている。パッケージには、バッテリのNP-FM30やACアダプタが付属する。

 付属のNP-FM30での連続録画時間は、液晶OFF時で約2時間5分。静止画の記録解像度は640×480ドットとなっている。外形寸法は76×162×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約620g。

DCR-TRV50/27/18Kの主な仕様
 DCR-TRV50DCR-TRV27DCR-TRV18K
規格DV方式
CCD1/4型155万画素1/4.7型107万画素1/4型68万画素
有効画素数97万(動画)
139万(静止画)
69万(動画)
100万(静止画)
34万(動画)
34万(静止画)
静止画解像度1,360×1,020/640×480ドット1,152×864/640×480ドット640×480ドット
レンズF1.8~2.2
f=4.2~42mm
F1.8~2.0
f=3.7~37mm
F1.7~2.2
f=3.3~33mm
ズーム倍率光学10倍
液晶モニタ3.5型2.5型
入出力i.LINK(DV)、S映像入出力、コンポジット/音声入出力、マイク、ヘッドフォン、音声入出力、LANC、USB
消費電力3.4W(液晶モニタOFF)
4.5W(液晶モニタON)
3.4W(液晶モニタOFF)
4.6W(液晶モニタON)
2.5W(液晶モニタOFF)
3.3W(液晶モニタON)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
72×168×91mm76×163×93mm76×162×93mm
重量
(本体のみ)
約700g約660g約620g


■ DCR-TRV240K

DCR-TRV240K

 Digital8方式採用のビデオカメラ。1/6型46万画素のCCDを搭載し、レンズは光学25倍。バッテリとACアダプタが付属し、連続撮影時間は付属のNP-FM30で約1時間40分(液晶OFF)となっている。メモリースティックスロットは搭載しておらず、静止画記録解像度は640×480ドット。

 入出力としてDV端子を備えるほか、USB経由でテープ再生映像をほぼリアルタイムでPCに出力できる「USBストリーミング機能」も搭載する(別売のDPCK-US20が必要)。外形寸法は85×206×101mm(幅×奥行き×高さ)、重量約890g(本体のみ)。


■ CCD-TRV96K

DCR-TRV96K

 1/4型32万画素CCDを採用したHi8方式のビデオカメラ。レンズは光学20倍で、電子式の手ぶれ補正も備える。また、3Wのビデオライトや「NightShot機能」も搭載している。連続撮影時間は、付属のNP-FM30で約2時間45分(液晶OFF時)。

 液晶モニタは2.5型。S映像、コンポジットは出力のみで、入力は不可能。外形寸法は90×197×102mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約850g(本体のみ)となっている。


□ソニーマーケティングのホームページ
http://www.sony.co.jp/sd/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200202/02-0212/
□DCR-TRV50の製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/DCR-TRV50/
□DCR-TRV27の製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/DCR-TRV27/
□DCR-TRV18Kの製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/DCR-TRV18K/
□DCR-TRV240Kの製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/DCR-TRV240K/
□CCD-TRV96Kの製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/VD/CCD-TRV96K/

(2002年2月12日)

[orimoto@impress.co.jp]

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