ソニー、初のメモリースティックスロット搭載DVDプレーヤー
―ATRAC3、CD-R/RWのMP3、DVD-RWの再生にも対応


3月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、メモリースティックスロットを初搭載したB5サイズのDVDプレーヤー「DVP-F41MS」を3月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,000円前後になる見込み。

 DVP-F41MSは、外形寸法252×183×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.5kgのコンパクトなDVDプレーヤー。デザインや基本機能は、2001年10月21日発売の「DVP-F21」とほぼ同じ。ディスクの回転が見えるシースルーデザインを採用し、縦置きや壁掛けも可能で、カラーバリエーションはシルバーのみをラインナップする。

 最大の特徴は、DVDプレーヤーとしては初めて本体にメモリースティックスロットを搭載したこと。メモリースティック内のATRAC3ファイルを再生できたり、デジタルカメラなどで撮影したJPEGファイルの表示が行なえる。ただし、メモリースティックに記録したMP3ファイルの再生は不可能。

 再生できるディスクは、DVDビデオ、DVD-RW、DVD-R、音楽CD、CD-R/RW。さらに、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生や、JPEGの表示もサポートしている。またDVD-RWは、ビデオモードとVRモードの両方に対応する。

 そのほか、テレビの2chスピーカーで迫力のサラウンドが楽しめるという「テレビバーチャルサラウンド」を搭載。モードは「ダイナミック」、「ワイド」、「ナイト」、「スタンダード」の4つから選択できる。また、ボタン1つで約10秒前を再生する「インスタント・リプレイ」や、初期設定をナビゲートする「クイックセットアップ」といった機能も装備。画質改善機能としては、ブロックノイズ・リダクション(BNR)を備えている。

 映像出力は、D1、S映像、コンポジットを各1系統搭載。音声出力は光デジタル、アナログ2chを1系統づつ装備している。ただし、光デジタルからATRAC3、MP3を出力することはできない。

主な仕様
再生対応ディスクDVDビデオ、DVD-RW(VR/ビデオ)、DVD-R、音楽CD、CD-R/RW(MP3可)
音声周波数特性2Hz~44kHz(DVD 96kHz)
2Hz~22kHz(DVD 48kHz)
2Hz~20kHz(CD)
音声SN比115dB(AUDIO OUT L/R端子)
音声ダイナミックレンジ103dB(DVD)
99dB(CD)
映像出力D1、S映像、コンポジット(各1系統)
音声出力光デジタル、アナログ(L/R)(各1系統)
消費電力12W
外形寸法252×183×60mm(幅×奥行き×高さ)
重量約1.5kg

□ソニーマーケティングのホームページ(Sony Drive)
http://www.sony.co.jp/sd/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200202/02-0213/
□関連記事
【2001年10月23日】【魁!】第35回:壁掛けで回るディスクをディスプレイ
DVDプレーヤー「ソニー DVP-F21」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011023/saki35.htm
【2001年8月28日】ソニー、スロットイン方式のB5サイズDVDプレーヤー
-ディスクが見えるシースルーデザインを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010828/sony.htm

(2002年2月13日)

[orimoto@impress.co.jp]

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