35P2700には、NECと共同開発したプラズマモジュールを搭載。外光の映り込みを抑制して黒を引き締めるという「ブラックストライプ」、プラズマ特有の不要な発光色をカットする「3原色カラーフィルター」、1つ1つの表示セルを分離する「セル隔壁構造」などを採用している。これにより、「明るい部屋の中でもクッキリと見える、高コントラスト、高輝度、高い色再現性を達成した」としている。
また、東芝がBSデジタル放送受信用に独自開発した0.18ミクロンルールの高集積高速LSI「CONQUEST」を搭載。地上波放送や、外部入力のアナログ信号も新プログレッシブ方式に変換して表示する。高画質化機能として、1080i動き適応3次元I-P変換や、480iデジタルSプログレッシブ処理、ゴーストリダクション、デジタル3次元Y/C分離なども備えている。 音質面では、「新バズーカシステム」を採用。独立したデジタルアンプで駆動する2本のバズーカウーファを背面に、前面左右に2wayスピーカーを配置する。バズーカウーファ、2wayスピーカーとも本体から分離して設置することもできる。また、サラウンド音場を再現する「TruSurround DIGITAL 5.1CH方式」も採用されている。 21形のブラウン管テレビと同等の奥行きで、部屋のコーナーに設置できるほか、モニタとチューナを分離することで、モニターのみの壁掛け設置にも対応している。
その他の機能として、「RI EXオーディオコントロールシステム」も搭載しており、テレビのリモコンでRI EX対応AVアンプの電源、音量コントロールが可能。また、BSデジタル放送と、地上波アナログ放送の二画面表示や、本体内蔵のスマートメディアとSDメモリカードスロットにより、デジタルカメラで撮影した写真などの表示も行なえる。
【主な仕様】 D4入力×2 コンポジット入力×5 S2入力×4 アナログRGB(ミニD-sub15pin)×1 BS録画出力端子 オーディオ出力端子 ヘッドホン 副画面イヤホーン 光デジタル音声出力 モジュラー端子(電話回線)2400bps ビデオコントロール端子 RI EXオーディオコントロール端子 バズーカ用スピーカー端子 左右スピーカー接続端子 893×296×635mm(突起物含まず、2wayスピーカーボトム設置時) モニター 893×99×540mm
□東芝のホームページ (2002年2月19日)
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