カノープス、DVデッキ/Windows 2000マシンベースの編集システム


2月下旬発売

標準価格:260万円

連絡先:CWS-100ご案内係
    Tel.03-3516-2538



 カノープス株式会社は、DVデッキとWindows 2000搭載のワークステーションを組み合わせた映像編集システム「CWS-100」を2月下旬に発売する。価格は260万円。同社では「放送局やスタジオでのVTR編集システムを、スムーズにノンリニアシステムに移行できるクリエイティブワークステーション」と位置付けている。

 HDDはシステム用に40GB、データディスクに80GB×2台を搭載。DV圧縮時で約10時間の記録が可能。HDDへの映像取り込みは、変換処理を行なわずにHDDへデジタイズする「ネイティブDV」。YUV 4:2:2内部処理によるアンチエイリアシング、サブピクセルレンダリングも可能となっている。

 エンコーダは、ハードウェアMPEG-2エンコーダを標準搭載。DVDビデオ形式に最適なMPEG-2エレメンタリストームの高速出力を実現した。さらに、CanopusコーデックのAVIファイルや、QuickTimeファイル、RealVideo、WMVなどへも出力可能。「1システムで低コストかつ効率よく制作できる」としている。

 操作面では、エンディングコントローラ、キーボード/マウスからの操作に両対応。ジョグ、シャトル操作時に、業務用VTRと同等の操作感とアナログVTR同様の音声出力(Jog on sound)を実現している。

 操作画面のインターフェイスはダークカラーをベースに、ボタン配置もマウスオペレーションが考慮されている。また、2つのプレビューウィンドウとタイムライン、素材を管理するビンウィンドウで構成され、デュアルディスプレイにも対応している。ピンウィンドウはツリー構造で、デジタイズした素材の検索や並び替え、サムネイルやクリップ名の変更が可能となっている。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2002/cws100.htm

(2002年2月20日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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