松下、110度CS/BSデジタル対応の24型ワイドテレビと単体チューナ
―既存機種の110度CSアップグレードサービスも検討中


3月1日発売

標準価格:「TH-24D25」154,000円
      「TU-BHD250」オープンプライス
      「TA-BCS40R1」オープンプライス
      「TA-BCS40RK1」オープンプライス
      「TA-BCS45G1」オープンプライス

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    Tel.0120-878-365


 松下電器産業株式会社は、110度CS/BSデジタルチューナを内蔵した24型ワイドテレビ「TH-24D25」を3月1日に発売する。価格は154,000円。

 また、単体のBSデジタル/110度CSデジタルチューナ「TU-BHD250」も同日に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は7万円前後になる見込み。

 さらに、BSデジタル/110度CSアンテナも同時発売となる。40型の「TA-BCS40R1」と、BCS40R1に取り付け部材を同梱した「TA-BCS40RK1」、45型の「TA-BCS45G1」の3モデルで、価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格はそれぞれ8,000円前後、1万円前後、14,000円前後になると見られる。

 なお同社では、すでに発売済みの同社製BSデジタルチューナやBSデジタルチューナ内蔵テレビを、110度CS対応にするダウンロードサービスも計画しているという。実施は4月をめどにしており、衛星放送からのダウンロードのほか、メモリーカードによるアップグレードも検討している。

品名品番標準価格店頭予想価格
BSデジタル/110度CSチューナ内蔵テレビTH-24D25154,000円
BSデジタル/110度CSチューナTU-BHDオープンプライス70,000円前後
BSデジタル/110度CSアンテナTA-BCS40R18,000円前後
TA-BCS40RK110,000円前後
TA-BCS45G114,000円前後


■ TH-24D25

TH-24D25

 T(タウ)フラットブラウン管を使用した24型ワイドのBSデジタル/110度CSチューナ内蔵テレビ。両放送用の共用アンテナを用意すれば、BSデジタル放送と110度CS放送を受信できる。

 ただし、1080iや720pといったHD映像は、すべて480iにダウンコンバートされる。また、JCSAT-3(東経128度)やJCSAT-4(東経124度)を使用するスカイパーフェクTV!は受信不可能。5月から開始予定のepの蓄積型双方向サービスにも対応していない。

 i.LINKを2端子装備し、D-VHSとのデジタル接続が可能。映像入力端子はD1×1系統、S2映像×3系統、コンポジット×3系統。光デジタル音声出力端子も搭載し、AAC 5.1ch音声のストリーム出力が行なえる。

 また、SDメモリーカードスロットを搭載しており、デジタルカメラなどで撮影したJPEGやPCなどで保存したAACファイルを表示・再生できる。スピーカーには、120×8mmのフルレンジユニットを採用。

 ボタンの大きさや配置を追及したという新開発のリモコンが付属する。また、独自のGUI機能「番組ナビ」、「機器ナビ」を搭載。外形寸法は634×450×439mm(幅×奥行き×高さ)、重量は33kgとなっている。

主な仕様
画面サイズ24型
アスペクト比16:9
画面有効寸法486×273mm(対角557mm)
ブラウン管T(タウ)フラットブラウン管
受信チャンネルVHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:c13~c38ch
BSデジタル:000~999、110度CS:000~999
入出力i.LINK2端子
映像入力D1×1系統、S2映像×3系統、コンポジット×3系統
映像出力モニタ出力×1系統、S2映像モニタ出力×1系統
音声出力光デジタル、ヘッドフォン、ファミリーイヤフォン
消費電力113W(待機時0.2W)
外形寸法634×450×439mm(幅×奥行き×高さ)
重量33kg


■ TU-BHD250

TU-BHD250

 BSデジタル/110度CS放送が受信できる単体チューナ。外見は既発売のBSデジタルチューナ「TU-BHD200」とまったく同一で、外形寸法は280×277×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2kg。

 i.LINKを2端子搭載するほか、D4出力端子を1系統備える。また、光デジタル音声出力を装備し、AAC 5.1chのストリーム出力もできる。


■ TA-BCS40R1/40RK1/45G1

TA-BCS40R1、TA-BCS45G1

 BSデジタル放送と110度CS放送を1本のケーブルで受信できる共用アンテナ。40型のBCS40R1は、外形寸法424×539×520mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.2kgで、業界最小・最軽量としている。性能指数は、B帯域が14.0dB/K、CS帯域が14.4dB/K。

 BCS45G1は、外形寸法475×558×585mm、重量1.7kgの45型アンテナ。性能指数はBS帯域が15.0dB/K、CS帯域が15.4dB/K。

 全モデルとも新開発の高性能コンバータを搭載し、1GHzの広帯域を実現。また、ローカル発振器のスペクトラム純度を上げることで、周波数変換時に発生するノイズを大幅にカットしたとしている。位相雑音特性は、業界最高水準という-75dBc/Hz。

 なお、BCS40RK1は、BCS40R1にベランダ取付金具と同軸ケーブル15mを同梱したモデル。取り付け金具はアルマイト仕上げで、防錆処理が施されている。

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□TH-24D25とTU-BHD250のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020225-1/jn020225-1.html
□TA-BCS40R1/BCS40RK1/BCS45G1のニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020225-2/jn020225-2.html
□関連記事
【1月15日】三洋電機、110°CSデジタルチューナ初搭載のハイビジョンテレビ
―28型はチューナ内蔵で15万円前後
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020115/sanyo.htm

(2002年2月25日)

[orimoto@impress.co.jp]

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