NECビューテク、XGA解像度のモバイルプロジェクタ －1,500ANSIルーメンで最軽量

3月6日発売 標準価格：698,000円 連絡先：営業本部　国内営業部 　　　　Tel.03-5232-6148

　NECビューテクノロジー株式会社は、XGAパネル採用のモバイル液晶プロジェクタ「ビューライトLT157(LT157J)」を3月6日に発売する。価格は698,000円。製品には小型カードリモコンなどが付属する。

　外形寸法207×266×63mm(幅×奥行き×高さ)、質量2.2kgと同社従来製品と同等のボディサイズながら、新規開発のマイクロレンズアレイ（MLA）付き0.9型TFT液晶パネルを採用することにより、輝度1,500ANSIルーメン、コントラスト比600：1を実現。消費電力は200Wとなっている。同社では「1,500ANSIルーメン以上のプロジェクタとして、世界最軽量のモデル」としている。

　パネル解像度はXGA（1,024×768ドット）で、NEC独自の解像度変換技術「Advanced AccuBlend」により、縮小表示はSXGA（1,280×1,024ドット）、UXGA（1,600×1,200ドット）に対応。RGB入力端子はコンポーネント入力と兼用で、変換ケーブルとしてコンポーネントビデオ接続ケーブル（VL-CA03V、1万円)や、コンポーネントビデオ変換アダプタ（ADP-CV1、1,500円）が用意されている。

　光源は、新規開発の130W NSHランプを採用。ランプ寿命は1,500時間で、「ランプエコモード（輝度1,200ANSIルーメン）」時のランプ寿命は、従来機種の2,000時間から2,500時間に延長されている。

　本体にはCFスロットを搭載。CFカードに記録されたJPEG画像を使ってのプレゼンテーションも可能。USBマウスを接続することで、マウスでのOSDメニュー操作や、CFカード上の画像選択もできる。OSDメニューはプルダウン方式。普段良く使う機能のみを選択した「ベーシックメニュー」と、より詳細な設定が可能な「アドバンストメニュー」の2モードと、オリジナルメニューを作成できる「カスタマイズ機能」も搭載されている。

　その他にも±30°、127段階の補正が可能な「上下方向台形歪補正機能（Keystone Correction）」や、クロック調整と位相調整、映像エリアを自動的に調整する「オートマチック・アジャストメント機能」、本体の操作ボタンを無効にする「キーロック」機能なども装備する。

□NECビューテクノロジーのホームページ
http://www.nevt.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nevt.co.jp/press/01pjs/lt157.htm
□関連記事
【2001年12月4日】NECビューテク、1500ANSIルーメンのXGA液晶プロジェククタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011204/necvt.htm

（2002年3月5日）

[fujiwa-y@impress.co.jp]