松下、5倍速録音が可能な5CDチェンジャオーディオシステム
―USBオーディオデバイスとしても使用可能


4月18日発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、最大5倍速でのMD録音を可能にした5CDチェンジャ機能搭載MDステレオシステム「SC-PM57MD」を4月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,000円前後になる見込み。シルバー(-S)、ホワイト(-W)、ブラック(-K)の3色をラインナップする。

 SC-PM57MDは、5CDチェンジャ/MD/チューナ/カセット一体型のオーディオシステム。CD部はCD-R/RWの再生に対応し、MD部はMDLPやグループ機能をサポート。カセットはオートリバース機構を備えている。また、USB端子を介してPCと接続すれば、USBオーディオデバイスとしての利用も可能になる。

 最大の特徴は、CD→MDへの録音時に、業界最速となる最大5倍速での録音が可能なこと。74分CDの場合、約17分で録音を完了するという。また、LP4モードなら、60分CD5枚を約72分で録音できる。

 アンプ部の実用最大出力は合計36Wで、ウーファ用15W×2ch、ツィータ用3Wのバイアンプ構成を採用。竹電解コンデンサや「バーチャルバッテリーオペレーション」なども搭載し、「音質に対して細部までこだわり、奥行き感のある音を実現した」としている。

 入出力端子として光デジタル入力、AUX入力、MDネットワーク、ヘッドフォンを各1系統搭載する。本体部の外形寸法は179×374×241mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6kg。なお、本体前面はハーフミラー仕上げとなっている。

 スピーカーは、ウーファ10cm径、ツィータ6cm径の2Way2スピーカー。振動板の素材には、ひずみの少ないというPPマイカを使用している。インピーダンスはそれぞれ6Ωで、外形寸法および重量は、132×227×224mm(幅×奥行き×高さ)、約2.2kgとなっている。

主な仕様
本体部実用最大出力合計36W(Low 15W×2ch、High 3W×2ch)
受信周波数帯域FM 76~90MHz(TV 1/2/3ch)
AM 522~1,629kHz
入出力端子光デジタル入力、AUX入力、MDネットワーク、ヘッドフォン
消費電力50W(待機時約0.45W)
外形寸法179×374×241mm
(幅×奥行き×高さ)
重量約6kg(アンプ部)
スピーカー部形式2way2スピーカー
ユニットウーファ 10cmコーンタイプ
ツィータ 6cmコーンタイプ
インピーダンスウーファ 6Ω
ツィータ 6Ω
出力音圧レベル84dB/W(1m)
再生周波数帯域50Hz~30kHz(-16dB)
60Hz~25kHz(-10dB)
外形寸法132×227×224mm
(幅×奥行き×高さ)
重量約2.2kg

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020322-1/jn020322-1.html

(2002年3月25日)

[orimoto@impress.co.jp]

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