仮面ライダー1号&2号が、HMVの手形の贈呈式で集結
トークショーでは最新のライダーシリーズにあえて苦言も


4月14日 開催

開催場所:HMVユニバーサル・シティウォーク大阪

 HMVジャパン株式会社は14日、「HMV仮面ライダーキャンペーン!!」の一環としてHMVユニバーサル・シティウォーク大阪において、仮面ライダー1号と2号の手形モニュメント完成披露セレモニーを開催した。セレモニーには本郷猛 (仮面ライダー1号) を演じた藤岡 弘氏と、一文字隼人 (仮面ライダー2号)を演じた佐々木剛氏が登場。トークショーでは撮影当時の話から最新のライダーシリーズまで話題はつきず、熱いトークが展開された。

「仮面ライダー1号・2号 DVD BOX」

 手形モニュメント完成披露セレモニーは開催時間ちょうどに佐々木剛氏、藤岡弘氏が会場に姿を現わしスタート。登場と同時に会場からは「カッコイイ」と声が漏れた。まずは店内に飾られた手形パネルの除幕式がファンのカウントダウンによって行なわれ、続いて同店店長から各氏に手形が手渡された。同店ではDA PUMPやaiko、ゼブラヘッドなど国内外のアーティストの手形が多数展示されているが、俳優の手形としては今回が初めて。

 その後、藤岡弘氏と佐々木剛氏のトークショウとなった。佐々木氏は「今もこれだけ人気があるというのは、『仮面ライダー』が売るために制作されたわけではなく、一生懸命作られた番組だったからでしょう」と挨拶。藤岡弘氏も「怪我をして佐々木氏に引き継ぎ、桜島で復帰できた時のうれしさは忘れられない。彼に感謝している」と当時を振り返った。この後、当時の出演者にも触れ、佐々木氏は「死神博士の天本英世さんとは撮影中あまり話さなかったけど、一度飲み会の席でいっしょに踊ったことはおぼえている」と話した。

 トークショーの最後は、現在放送中のライダーシリーズの話題となった。藤岡弘氏は個人的な意見だがと断わった上で「継いでくれてありがたい。でも『仮面ライダー』の原点を盛り込んで欲しい。改造されて戻れない“痛み”、人に話せない“悲しみ”を背負ってはいるが、その辛さを乗り越えどんなときも困難に立ち向かい戦う。そういった部分が好きだったし、そのエネルギーが人を引きつけるんだと思う」とコメント。佐々木氏も「子供に見せるものだから大人に見せるものより真剣に作らなければならない。商品が売れなければならないから変身ポーズも大切だが、変身ポーズを長く見せるよりももっと中身を充実させて欲しい」と続けた。
 最後には「今のテレビシリーズなどにも出て欲しい」という司会者の問いかけに、藤岡氏も「是非やりたいですね」と応え、会場からも賛同の拍手が鳴り響いた。

 「HMV仮面ライダーキャンペーン!!」は5月6日まで開催されているもので、7月21日に発売される「仮面ライダー1号・2号 DVD BOX」を期間中予約するとフィギュア業界では有名なメディコム・トイ製の「レトロアクションエネミーズ ショッカーライダー」などがプレゼントされる。また、旧1号ライダースーツやサイクロン号などが展示されるイベントもHMV渋谷、HMVユニバーサル・シティウォーク大阪で開催されている。

仮面ライダー1号と2号が集結。これだけでファンにはたまらないことだろう 一文字隼人と本郷猛の当時の勇姿とともに手形が納められた
同店の店長から各氏に手形が手渡された 本郷猛こと藤岡 弘氏。今回も「愛と尊敬、感謝が大切」と持論を展開 一文字隼人こと佐々木剛氏。「復帰できたのは仮面ライダーと応援してくれたファンのみなさん、そして友のおかげ。それに応えていかなければならない」とコメント
トークショウ終了後には撮影会が開催された。小さな子供から女性まで30人以上のファンとポラロイドで撮影 会場にはサイクロン号など懐かしいものも展示されていた。藤岡弘氏は懐かしそうにまたがっていたのが印象的だった
旧1号スーツ、憧れの変身ベルトなど数々の小道具、そしてフィギュアなども展示されていた

(C)石森プロ・東映

□HMVのホームページ
http://www.hmv.co.jp/
□HMVの「東映ビデオ『仮面ライダー 1号・2号 BOX』特集」ページ
http://www.toei-video.co.jp/DVD/flm/rider12box.html
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【3月8日】HMV、「HMV仮面ライダーキャンペーン!!」を実施
 -DVD-BOX予約者に「ショッカーライダー」フィギュアをプレゼント
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020308/hmv.htm

(2002年4月15日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]

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