東芝EMI株式会社は、パソコンでリッピングできない音楽Disc「THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2002」(品番:TOCT-24751)を5月29日に発売すると発表した。価格は3,000円(税込)で、20万枚の限定生産となる。 THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2002は、社団法人日本レコード協会(RIAJ)主催の「第16回日本ゴールドディスク大賞」において各賞を受賞した作品中、11アーティストの楽曲によるコンピレーションアルバム。収録曲は下表のとおり。 なお、コピーコントロール技術には、既にAVEXが採用しているMidbar Techの「Cactus Data Shield 200」(CDS200)が使用される。
このアルバムは、RIAJが創立60周年を迎えるにあたり、「音楽業界全体の活性化やチャリティーによる社会貢献を目的とし、協会会員社の賛同のもとに、レーベルを超えた邦楽ミリオン・アーティストのラインアップが実現した」という。なお、収益金の一部は、財団法人交通遺児育英会「あしながおじさん奨学金」に寄付することが決定している。 コピーコントロール技術の採用にあたっては、各社の意向を受けて、発売元である東芝EMIが選定し導入した。東芝EMIでは、「多くの音楽ファンに、アーティスト、作詞家・作曲家・レコード製作者などの権利が守られることが、次代の音楽文化の創造につながるという、著作権保護の必要性が理解されるよう願っている」と今回の主旨を説明している。 同社では、「今まで、コピーコントロール技術採用へ向けた調整を進めてきた。当社所属アーティストのタイトルに関しても、出来るだけ早い時期にこの技術を採用、発売していく予定」とし、今後も積極的にコピーコントロール技術を採用していく姿勢を明らかにした。 またRIAJでは、コピーコントロール技術導入の意図について、「作詞家・作曲家・アーティスト・レコード製作者等の権利が守られることが、次代の音楽文化の創造につながることを広く国民に理解していただくことが目的」としている。
□東芝EMIのホームページ (2002年4月16日) [furukawa@impress.co.jp] |
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